Garmin eTrex 30 日本語化

地図を作っていたらついでにいじってしまおう

　ということで夜なべして日本語化した。メニューを選んだりする際に日本語なら、やはり認識性がいい。地図は先ほどYahoo地図を入れたので、日本語(画像としてだが)。パッと見た感じでは日本語版の機種と思いそう。流れはカンタン

・概要 　1. ファームウェアにパッチを当ててアップデートする。　2. 006-D0952-06.bin を作成する。　3. Japanese.gttを作成する。　4. 両ファイルをeTrex30へ保存する。 ・詳細手順 1. ファームウェアにパッチを当ててアップデートする。　(1) eTrex30を Mass StrageでUSB接続し、Garminフォルダの中身をバックアップする。　(2) 最新ファームウェアをダウンロードする。　　私は購入した直後だったので、購入時に入っているファームウェアより新しいバージョン2.73Betaが出ていた。　　これにパッチを当ててアップデートして使うことにする。　　すでに最新ファームにアップデートしてしまっている場合は他の方法があるようだが、ここでは解説できない。　 ttp://www8.garmin.com/support/download_details.jsp?id=5557 　 ※ファームウェアはexeの自己解凍書庫で配布されるが、なんとなーくPCにインストールされるのがいやなので、　　 uniextractを利用して解凍した。　(3) FirmwarePatcherをダウンロードする。　　 ttp://www.sendspace.com/file/nviq0q 　(4) FirmwarePatcherをつかって、　　 (2)で解凍したフォルダの GUPDATE.GCD にパッチを当てる。　　　FirmwarePatcherを起動し、BrowseでGUPDATE.GCDを指定する。　　　GUPDATE_Patched.GCDが生成されている。　　　GUPDATE.GCDに名前を変更する。　(5) eTrex30をUSB接続し、4.で作ったパッチを当てたGUPDATE.GCDをGarminフォルダに保存する。　(6) USB接続を切り、電源を入れると自動的に更新作業が行われる。 2. 006-D0952-06.bin を作成する。　フォントファイルをxorでちょっと変更したもの。　(1) ここからxorのプログラムをダウンロードし、解凍する。　　　Vectorからもダウンロードできるが、DOSのコマンドラインを打たないといけないし、　　　うまくいかなかった。ここでつまづいてえらい時間を食ってしまった。　(2) フォントを入手する。　　今回はちょっと手書き風にしてみる。　　いくつかの手書き風フォントで試してみたが、うまくいく物と、うまくいかない物があった。　　うまくいかない物は、eTrexで文字が表示されず空白になる。　　やってみて感じたのだが、手書き風は読みにくい。細いため、eTrex30で解像しきれないのだ。　　ゴシック体など普通のフォントを勧めるが、私はどうしても手書き風でトライしてみたかったので、手書き風の中でも太めのフォントを選んだ。　(3) (1)のxorを解凍したフォルダにフォントファイルを置く。　(4) メモ帳で、下記の文言を記述する。　　　@ECHO xor暗号化(0x76) 　　　xor kiloji_b.ttf 006-D0952-06.bin 0x76 　　　PAUSE 　　　xor.batと言う名前で、xorを解凍したフォルダに保存する。　(5) xor.batを実行すると、006-D0952-06.binという名前のファイルができる。 3. Japanese.gttを作成する。 (1) webをさまよってJapanese.gttを入手するか、自作する。　　なお、検索するとOregonの例が多いが、Gpsmap62の例を勧める。 (2) Japanese.gttをメモ帳で開き、　　　 ‹lang›Japanese‹/lang› 　　　 ‹desc›Japanese‹/desc› 　　と書き換える。lang, desc両方を Japanese と同じにする。 4. 両ファイルをeTrex30へ保存する。　　(1) \Garmin\Textに Japanese.gtt を保存　(2) \Garmin\ExtDataに 006-D0952-06.bin を保存、もしくは上書き。これで完成

こんな感じ。下のキャプチャ画像はきれいだが、実際の画面で見てみると、手書き風フォントは細くてちょっと読みにくい。