使用感のインプレは後で書くことにして。
と…とりいそぎ 今 行った事を書き留めるぜ!
はじめから中に入っている地図は大まかすぎるため、山歩きや自転車などで使い物にならない。
別の地図がほしくて探していた。
・UUD製作所 日本全国デジタル道路ナビ+10m等高線付 V4.0 2011年3月版:19,950円(17,955円)
地図内容も新しく、けっこう良さそうな住友電工製道路地図。
ポイント情報も豊富。地名などはローマ字。日本のみ。
・TKA Planet 日本地形図25000 全国版:24,800円
地図は毎月更新(更新料3,500円)。メニューの日本語化もできる。
国土地理院の地形図。日本のみ。
・カシミール3D :約2,520円
カシミール3Dのソフトウェアと地図が収録された書籍を買うようになっている。
2万5千分の1の地図は、3冊に分割されており、揃えると2,5250×2冊+2,730円。
街歩きだと、2万5千分の1の地図はちょっと縮尺が大きい。
でも、GPSデータの編集や風景の出力もできるので、その点を考えれば導入してもよいなあ。
日本のみ。
・OSM(Open Street Map):無料
オープンソースの地図。精度がいまいちとの情報あり。
普通はGPSの他に紙の地図も持つことが多いので、だいたいの位置さえ分かればいい場合はこれもありかな。
ルート検索もできる。海外の地図もあり。
できれば縮尺も選べ、慣れたグーグルマップを使えないか。
いろいろ探すと、Yahoo地図を切り出すソフトを見つけた。
・ymapjnx:無料
Yahoo地図から Garmin BirdsEye JNX 形式のファイルを作成するツールだ。
加工する手間はかかるが、グーグルマップに似ており、見やすい。
海外の地図もあり。
無料の地図でとりあえずは試し、必要があれば有料の地図も検討することにしよう。
いろいろとインストールしたり、設定を変えてはGPSをつないだり、けっこう時間がかかった。
結局うまくいった手順を忘れないうちに記載しておこう。
---------------------------------------------------------------------
・OSMの導入
1. OSMの日本エリアをダウンロード。
ttp://admincabal.com/osm/ のjapan.zip。
2. zipを解凍し、gmapsupp.img
3. MicroSDに Garmin というフォルダを作成する。
F:\Garmin のように
4. 解凍してできたgmapsupp.imgを3.のフォルダへコピー
5. MicroSDをeTrex30に挿入し、電源をいれると自動で認識する。
6. 念のため、eTrex30の地図のsettingで Enable(利用可能)となっていることを確認する。
・ymapjnxを利用したYahoo地図
1. Python(コンピュータ言語)をインストール。
ttp://www.python.org/download/
の Python 2.7.3 Windows Installer(使っているPCによる)
2. Python Imaging Library (PIL)をインストール。
ttp://www.pythonware.com/products/pil/
の •Python Imaging Library 1.1.7 for Python 2.7 (使っているPCによる)
私が一度アクセスしたところ、webが落ちていたが、時間を改めると復活していた。
3. QLandkarte GTをインストール。(これから作るファイルがちゃんと作れているか確認用)
ttp://sourceforge.net/projects/qlandkartegt/
のダウンロードボタン
4. ymapjnxをインストール
ttp://biciliata.appspot.com/ymapjnx.htm
のymapjnx14.zip (284KB) version 1.4 (2011-06-26)
5. 4.ymapjnxのzipを解凍し、1.Pythonと同じフォルダにコピーする。
6. 1.Pythonのフォルダある、今コピーした config.txtを開き、編集する。
(1) gpxfile = None
polylinearea = True
となっていることを確認。(#がついていないこと)
(2) Google Map等で地図にしたい範囲の緯度・経度を十進法で確認。
Google Mapで右クリック、「この場所について」を選ぶと、緯度経度が検索窓に表示される。
始点と終点をconfig.txtのlatlon1、latlon2に記載する。
latlon1 = (34.9993497222222,135.034849166667)
latlon2 = (34.3918980555556,135.801145555556)
(3) 後はお好みで。
# 使用する拡大レベル[1..20]を最大5個まで (1個の場合,)
scalelist = (15, 16, 17, 18, 19)
# 出力ファイル名
filename = "example.jnx"
7. 1.Pythonのフォルダにある、今コピーした start.batをメモ帳で開き、
python.exeのパスがあっていることを確認する。
1.Pythonのインストールの際、場所をデフォルトから変更していると、start.batも変更する。
8. start.batを実行する。
6.で、地図にする範囲が大きいと、大変時間がかかる。
9. 1.Pythonのフォルダに example_15_16_17_18_19.jnx
のようなjnxファイルができている。
10. 3.QLandkarte GTでちゃんとできているか確認する。
File、Load Mapからjnxファイルを読み込む。
地図がない領域を表示していると当然読めないので、先ほど指定した緯度経度の付近をドラッグしたり、拡大したりして指定エリアまで行く。
11. MicroSDにGarmin\BirdsEye フォルダを作成する。
F:\Garmin\BirdsEye のように。
12. 9.で作成したjnxファイルを11.のフォルダにコピーする。
13. eTrex30を起動すると、自動で読み込む。
念のため、eTrex30の地図のsettingで Enable(利用可能)となっていることを確認する。
これでOKのはず。
今手順を書けば簡単なのだが、当初は時間がかかった。
アフォなことに似た名前で、別のkmz形式のファイルを作るyhkmzで試していたのだ・・・。
さて、これでYahoo地図が使用可能。早速eTrexの画面上で確認する。
しかしちょっと薄くて(白飛びして)見にくい。画像のコントラストを変えてみる。
14. Pythonのフォルダにある ymapjnx.py をメモ帳で開く。
15. flagForceConvert = False になっているので、
flagForceConvert = True に変更する。
16. 下記の部分をお好みで変更する。
私も適当に変更した。それでも画面は薄い。もう少し数値の追い込みが必要かも。
pngimg = ImageEnhance.Contrast(pngimg).enhance(1.9)
pngimg = ImageEnhance.Sharpness(pngimg).enhance(1.2)
pngimg = ImageEnhance.Brightness(pngimg).enhance(1.1)
gamma = 1.0
pngimg = pngimg.point(lambda i: pow(i/255.0, 1.0/gamma) * 255.0)
pngimg.save(jpgpath, "JPEG", quality=60)
よし、これで使えるようになった
・OSM+Yahoo地図
OSMの道路が強調されすぎて、見づらい面がある。
・Yahoo地図のみ
次は日本語化に挑戦だ