戸建て、角部屋、隣家まで15mと言えども、2階なもんで、階下にはそれなりに振動が響くわけで。
世の中にはすごいことを思いつく人がいるものだ。
固体は振動をよく伝える。床に耳をつけていると、人の動きがよく分かると思う。
バスドラ、ハイハットのペダルの振動を床に伝えないようにするには?
ステージを浮かせてしまえばいいのだ
てなわけで、ネットで紹介されていた「タイヤふにゃふにゃシステム」を実践することにした。
朝からホームセンターでお買い物。
【購入品】
・コンパネ(合板) 1400x900x12mm ¥1,190x1枚
・自転車のタイヤチューブ 12インチ ¥ 415x4個
・自転車のタイヤチューブ 14インチ ¥ 415x1個
・風呂マット 600x850mm ¥ 598x2枚
・両面テープ ¥ 290x1個
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合計 ¥4,366
コンパネは1800x900mmだったので、カットしてもらった。(¥30-)
自転車のタイヤはホントは12インチで揃えたかったが在庫切れ。
【作業】
まずはバスマットを引いて、その上にタイヤチューブを置く。
その上にコンパネを置く。
今は木材むき出しだが、このコンパネの上に敷く防音カーペットを手配中。
ドラムを戻して完成。
(ラックにケーブルが内蔵されているので、抜き差しや移動も絡まったりしないのでラクチン。TD-12の音源で、ラックだけ下位機種のセットもあったけど、こちらのラックにして正解だった)
作業時間は、ドラムを移動して材料を敷くだけなので、すぐ終了。
【効果】
バスドラを叩いたときの振動は、さすがになくなりはしないが、かなり軽減された。
ドスドス!という音だったが、トントンくらいに。
イメージでいうと、「振動で天井からゴミほこりがぽろぽろ落ちてくる」状態から、「吉本新喜劇のテレビがついていたら気にならない」状態へ。(当然おもしろい回であることが前提)
真下の部屋ではやはりトストス聞こえるが、一番離れた部屋では聞こえない。
今手配中のカーペットがどれほどの効果をもたらしてくれるか
ステージの揺れについては、まあ揺れる。でも演奏には差し支えない状態。
【気づいた点】
・タイヤチューブに入れればよい空気の量が分からない。堅ければ減衰効果が薄れるし、ふにゃふにゃだとステージが揺れる。そもそも、タイヤというガードがないので、かなりふくらむ。
・コンパネの奥行きが長すぎた。
・重量のばらつきを考えてチューブを配置する必要あり。チューブがもう2本必要だったかも。
・チューブは14インチより12インチの方が太いし、レイアウトの自由がきくのでいい。
・ステージ上にイスを置くようにしていない(揺れが大きくなると思った)ので、イスをドラム側へ近づけるには限界がある。タムがちょっと遠い気がする。
【結論】
安い
効果が実感できる
縮こまって演奏しなくてよく、ストレス
導入推奨