PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

病気のデパート

いらっしゃいませ、病気のデパートphoton家にようこそ。

当家では、10月下旬より他家とのコラボを含めて今年最大の病気の協賛セールを開催しております。

 

まずは、10月末には、コロナ祭りと題して、保育園各位のコロナウイルスの大譲渡会が開催され、大盛況を博しました。下の子もごたぶんにもれず、他家よりいただき、高熱の通常特典に加えて下痢の特別特典もいただきました。下の子一人ではまかないきれず、当家内の各人にもいくらかおすそ分けしました。その結果、上の子とパパも高熱となり、晴天でお出かけ日和の秋の休日をおうちの中でうんうん言いながら過ごすことになりました。

 

しばらくして、11月中旬には奥さんがインフルウイルスの大運動会に参加しました。39度の高熱となり2日ばかり布団の中で英気を養い、タミフルのご協力で 5−6日で回復しました。子どもも飛び入り参加するかに見えましたが、なんとか鼻水にとどまり持ちこたえました。

その間のパパは家事に育児に仕事に、大活躍を忘れてはいけません。

おーっと、これで最後かと思われましたが、ここからが本番。
11月最終週は、下の子が深夜1時から原因不明の大ゲーゲー大会でした。まだうまく桶に吐けずに布団や服が汚れたので、急いで次亜塩素酸水を作って汚れ衣類のつけ置き、殺菌。朝から洗濯機もフル回転、干す場所がないのでランドリーへGO、1時間ランドリーでランデブーです。
ゲーゲー大会は事前準備が重要。
役立ったのは、複数の防水シーツと、モーリス(次亜塩素酸水スプレー)と使い捨てニトリル手袋。

 

下の子が吐いたということは・・・、もちろん、上の子も兄弟仲良くゲーゲー大会に参加です。これは、2日後の同じ深夜1時からの開催でした。
参加を予感したパパの準備が奏功し、枕元にビニルを被せた桶を常備。上の子はゲーゲーに慣れていて、すぐに桶に吐くことができました。
とはいえ、寝起きの第一弾は布団に被弾したので、夜中の洗濯大会も同時開催です。
その日の日中も、ドバッと激流を発射しましたが、自分でトイレに行ってやったので、後片付けは楽でした。

 

その次の週末は、まさかの奥さんが2周目、強くてニューゲーム。今度は溶連Kingとのバトルです。高熱で2日ほどうなされた後、病院で時間とお金と引換えに入手した伝説の抗生剤を振りかざしたところ、溶連kingの猛攻は収まり、急回復を見せました。すぐ病院に行けばよかったのですが、日曜で閉まっていたのがロスでした。
それにしても、
奥さんと二人の子のワンオペはさすがにしんどい。いつも1のしんどさだとすると、3倍です。

奥さんもパパもこのところ子どもや自分の体調不良で、有給ポーションがみるみる溶けて残りわずかになってきました。パパは12月の回復ポイントを過ぎれば自動回復しますが、奥さんは3月の回復ポイントまで自動回復しません。残り4ヶ月ですが、足りるでしょうか!?

子どもが体調不良になった時に、すがりたいのが病児保育。これがないと、仕事との両立は不可能です。
病後児の受入施設は多少ありますが、病児の受入施設は本当に少なく貴重です。
当家も3−4km離れたところにしかなく、そこにお世話になっていますが、受け入れ人数に限りがあるのと、一度併設の医院を受診して預かり可否を確認する必要があります。もっと病児受入施設を増やしてほしいと要望したい!ただこれも万能薬ではなく、コロナ患者は預かってもらえません。なんで?5類になったのに?

 

しかしそもそも病気の子どもがいるのに仕事に行かなきゃならないこの素晴らしい世界に祝福を。

そんなわけで、病気のデパート当photon家ではたくさんの病気を取り揃えておりました。
みなさまもお気をつけて。