PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

ロジクール メカニカルキーボード KX850FT

21年にキーボードを新調しましたが、また買い換えました。

以前の記事はこちら。

gogophoton.hatenablog.com

週1日程度ですが在宅勤務をすることもあり、会社用とプライベート用のPCの2台をデスクで使います。どちらもノートPCなので、ノートPCのキーボードの打鍵感はあまり良くないこともありますが、ディスプレイとの距離やポジションを自由に変えられないのが不便で、外部キーボードを使っています。
ただ、デスクは大きくないので、外部キーボードを二つ置くスペースはありません。
そこで、複数のPCに接続できるキーボードを使っています。
以前はあまり選択肢がありませんでしたが、最近は複数PCを切り替えられるものも増えています。

 

最初に買ったのはロジクールのK370sです。随分前に買いました。3つの接続先を登録できます。自宅用、会社用、iPad用を登録していました。

 

複数接続できる中で最も安いものでした。この時は打鍵感などの使い勝手にはあまり意識が向かず、安くて打てればいいや、という感じで選びました。

 

このキーボードは、ストロークが浅く、隣のキーとの距離も短いことから、隣のキーを押してしまいがちでした。また、ATOKを使っているのでファンクションキーを多用しています。ファンクションキーはメディアキーとFnキー+ESCで切り替えて固定するのですが、そうすると接続先の選択キーと排他になりいちいちFn+ ESCを押さないといけないのが面倒でした。そうこうするうちにあまり使わなくなってしまいました。

次に買ったのはエレコムのTK-FBM112bkです。これも接続先を3つ登録できます。

ロジクールのものが、ストロークが浅めなことと、キーが平らでキーとの間隔が狭いことから誤打が多いことから、今度はキーが独立している感じのものにしました。

 

しばらくして気になりだしたのはBluetoothの接続でした。
接続先を切り替えて自宅PCに接続した時、非常に時間がかかりました。2−3分でしょうか。それ以上の時もあり、ペアリングし直すことも多い状況でした。
当初は原因が分からなかったのですが、会社用のPCはそんなに時間はかからないことや、このキーボードがBluetooth5.0に対応しているという記述を見かけたので、いろいろ調べてBluetoothのバージョンの問題を疑いました。すると、自宅PCは古いのでBluetooth4でした。そしてAmazonでUSBのBluetooth5.0レシーバーを購入して試してみると、すぐに接続することができました。

 

その問題は解決したのですが、また気になることが出てきました。
上記の問題は接続切り替え時の問題ですが、正常に接続していても、Ctrl+ Cのように複合キーのショートカットキーをする際などに、Ctrlキーが押されていないことが多々ありました。なので、Ctrl+ Cでコピーしようとすると、せっかく範囲指定したところがCで上書きされてしまいます。Ctrlをしっかり長めに押した後、Cを押せば正常に働くのですが、快適に文章を入力しようとすると、そこで長め押しを意識するのはストレスでした。

Bluetooth 5.0で接続が早めとはいえ、やっぱり多少の時間がかかるようです。

 

また、当初はそんなに悪くないと思っていたのですが、キーのストロークがほんのわずかに深いことと、ほんのわずかに固いことが若干気になりました。

使えなくもないが小さな不満を抱えながら約2年使っていました。

そして、迷ったのですが、結局ロジクールのメカニカルキーボード KX850FT を購入しました。

 

これまでは、複数の接続先ができること、無線接続、安価という基準で選んでいましたが、キーボードはよく使うものなので、今回は高くてもいいものを買うことにしました。
キーボードは押し心地が大切ということで、家電量販店で触り心地を試しました。ロジクールのMX Keys Sとエレコムのゲーミングメカニカルキーボードしか、高級キーボードは置いておらず、それらの打鍵感も店頭で触ったくらいでは正直よく分りませんでした。
MX Keys Sは、ストロークが少し浅めかなと感じました。
エレコムは銀軸のものがしっくりきました。このときはエレコムを買ってしまいそうになりましたが、上記のBluetooth接続のタイムラグが気になることを思い出し、立ち止まりました。
Bluetoothではなく最近出たばかりのLogiBoltという無線接続方式のロジクールを選ぶことにしました。汎用のBluetoothではなく、最適化された独自の接続方式だと接続も速かろうというのが理由です。USBのレシーバーは必要ですが、USBポートは足りているので問題にはなりませんでした。

で、結局今お家にはロジクールのメカニカルキーボードKX850FTがあります。
これは、赤軸、茶軸、青軸の3種類のタイプがありますが、茶軸にしました。
赤軸だと打鍵感がなくて、押したかどうか分りにくく、青軸だとクリック感が強過ぎて音もうるさいと感じたからです。

使ってみて驚きでした。なんて打ちやすいんだ!キーボードに剛性があり、重さも一定程度あるので、打鍵の振動でわずかにも動いてしまうことはありません。すっと沈んでいくキー。カタカタという小ぎみのいい音。一瞬で惚れてしまいました。

しっかり押せてなくて隣のキーを誤打し、BackSpaceで文字を削除するといったことが発生しにくく、文章作成中の思考をキーボードが邪魔しません。これは快適です。

 

懸念していた接続も、Logibolt接続は一瞬です。Bluetoothも切替えは割と早いほうですが、Bluetoothのため反応遅れが出る可能性があるので、Logiboltのレシーバーをもう一つ買い足しました。


キーの間隔も適度にあるので、誤打は少ないです。
ベネッセのキーボード練習ウェブアプリでは、ミス5%でした。え?結構多い?何年たっても中級から上達しませんねえ。

 

キーボードなんて安ければいいでしょ、と思っていましたが、やっぱりそれなりの値段のするものは、段違いでした。初めから高いやつを買えばよかったです。

マウスにキーボードに左手デバイスこうして増えていくそこそこ高い周辺機器・・・。
毎日使うものだからいいよね?(免罪符)