PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

日立 ドラム式洗濯機 BD-SV110EL の水漏れとロック エラーC09 の修理

2019年に購入して4年たった日立のドラム式洗濯機が不具合だったので、修理をお願いしました。


まず、去年くらいから、ロック機構がおかしい状況でした。
きちんと閉めたつもりが、センサーは開いていると判断してエラー C09を表示することが何回かありました。翌朝に洗濯予約していると、予約時は閉まっているのですが、いざ予定時間になると、ドアが開いているように感知して洗濯が行われませんでした。

最近、百均で買ったシリコン潤滑剤をロック機構に吹き付けたところ、すっとドアが開閉し、エラーはなくなりました。

 

これでいいか、と思っていましたが、また不具合がありました。

 

次は、水漏れです。
洗濯を予約してきて、朝起きてくると、洗面所にて足にヒヤッとした感触が伝わりました。
床がめちゃくちゃぬれていて、ぞうきんで拭くと、ぞうきんがびしょびしょになるくらいでした。

 

はじめは何があったか理解できませんでしたが、2-3回洗濯すると、どうもこのドアパッキンが水を受けきれず、乗り越えて水がしたたっているようでした。洗濯をはじめからずっとみていて、確かに水がパッキンを乗り越えて漏れているのを確認しました。

 

ロック機構はともかく、水漏れは看過できません。修理を依頼することにしました。

修理依頼は簡単で、家電量販店のwebから申し込みました。
翌日、日立から電話がありました。すぐに電話がとれなかったので、かけ直し。ナビダイヤルでしたが、折返しの電話の音声案内の選択肢があり、比較的早くオペレータとつながりました。日程調整し、最短で3日後だったのでそれでお願いしました。

ロック機構の故障も、このケースの水漏れもよくあるのか、出張修理にきた人もサクッと1時間ほどで修理が終わりました。

 

ロック機構の故障の原因については、ドアが下がってしまっており、ロックのかぎ爪が受けの部分にまっすぐに入らないことでした。その理由はおそらく、ドアの重さが重く、また開閉頻度も高い製品にも関わらず、ヒンジが弱かったのではないかと思います。

今回の修理で、ドアのヒンジが強度の高いものに交換されました。また、一定以上ドアが垂れ下がらないように、ドアの縁の樹脂の枠が、縁に黒ネズミの耳のような突起が追加された部品に変更になりました。

 

ヒンジの弱さによりドアが下がってきてしまう。これって意図通りの仕様ではなく、強度計算や使用頻度を見誤った設計ミスのような気がします。
コストダウンの社内圧力も高い中、学校では机上シミュレーションしかやったことのない新人がヒンジをVA/VEする設計して、過度に減肉化してしまったんじゃないかと、妄想が膨らみます。

 

水漏れの原因については、このドアパッキン(ベローズ)の劣化・へたりのようでした。
子ども用の靴下など、小さいものがよく詰まるのですが、それでパッキンが押されるのも影響があったかもしれません。もっと気を遣って、洗濯ネットに入れるようにします。

 

ドラム式洗濯機は、大型かつ高額なために、容易に買い換えられず長く使うものなので、家電量販店の長期保証に入っていました。

ところが、その保証内容は、1年目はメーカ保証により全額補償、2-3年目は量販店が全額補償、4-6年目は技術料は量販店負担、部品代・出張費はうちの負担です。


今回、4年と20日を経過しており、ぎりぎり4年目を経過していました。そのため、部品代・出張費として、1万2千円の負担となりました。20日違いで!とちょっと惜しい気もするのですが、まあこれで後5年ほどは働いてもらうと思えば、安いものか。


「修理してもいいね」と君が言ったから今日はボーナス記念日