熊野古道 (1) 小雲取越
熊野古道を歩いてきた。
熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称で、何本かの道がある。
今回歩いたのは、熊野本宮大社から熊野那智大社へと通じる小雲取越・大雲取越と呼ばれるルート。
まずは、このページで地図を確認。
http://www.tb-kumano.jp/kodowalk/kogumo-oogumo.html
小雲取越 : 熊野本宮大社から小口まで、12km
小口で一泊して、
大雲取越 : 小口から熊野那智大社まで、15km
これくらいなら一日で行ける距離だが、楽々に1泊とした。
ところが、8月の富士山登山以来ひざの調子が悪い。9月7日のブログで六甲山歩きですぐにリタイヤしてしまったことを書いたが、ひざの筋肉がどうにかなってしまってしまい、少し歩くとすぐにひざに違和感が出て、その後強行すると痛くなる。
そんなわけでちょっと過剰装備かもしれないが、ひざ痛対策を万全に行った。
<装備>
靴 : キャラバン TR-2 (運動靴並みに軽い!)
靴の中敷き : Super Feet Green (驚異のクッション力らしい)
サポートタイツ : ワコール CW-X スタビライクス
<持ち物>
電灯、雨具、絆創膏、
着替え、汗ふき、軍手、防寒具、
水 1.5l、行動食、ストック、カメラ
<服装>
ジジシャツ、シャツ、ズボン、サポートタイツ。
この季節(秋)は寒いかなと思い防寒具も持ったが、晴れたこともあり暑くも寒くもない最高の気温だった。
【熊野本宮出発】
熊野本宮のお宮の一つ。メインのお宮は撮影禁止。
熊野本宮まで車でやってきた。熊野本宮の駐車場で車は乗り捨てて、熊野那智大社へ搬送してもらう。(16,000円)
10時頃に本宮を出発し、バスで請川に行く。11時、ここから歩きスタート。
500mごとにこの道しるべがある。場所は上記のWEBの地図を見てください。時間を書くので歩く人は参考に。遅いペースだと思う。
少し道路を歩いた後程なくして、階段を上って山にはいる。
そして少しすると2番の道しるべがある。(1番の写真を取り逃した・・・。)
2 11:20
3 11:30
平坦な道。木立の中を進む。
4 11:38
5 11:46
6 11:59
7 12:08
8 12:16
松畑茶屋跡でお弁当を食べる。苔と木立と木漏れ日がとてもきれい。
9 12:41
10 12:49
11 13:00
百間ぐら、と言う場所。木立から視界がばっと広がり、熊野の山並みが見える。
12
切り倒した切り株から若い芽へと世代交代が行われる。
13 13:25
13-1 13:29 林道との交差点
14 13:31
15 13:45
16 14:01
17 14:10
18 14:18
19 14:35
20 14:48
桜茶屋跡から見る風景
21 15:06
22 15:14
23 15:27
ようやく集落が見えてきた。
24 15:42
25 16:00
小口に到着!小雲取越を走破した。16:05
標準所要時間が5:35なので、ほぼ同じようなタイム。
ひざが心配なので、下りは特に慎重に進んでいた。
やはり古道だけあって、道は山登りよりも整備されていて歩きやすい。心地よいハイキングだった。
今日は小口自然の家にお世話になる。昔中学校だったのを改修したそうだ。学校っぽい設備に懐かしさを感じる。宿の人はとても親切で、よい思い出となった。