PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

ESCAPE R3で淡路島ほぼ1周

GWに何かしなきゃと思い、最近いじってて熱が入ってきた自転車で兵庫県の淡路島を1周することにした。 自転車で泊まり、それもテント泊は初めて。適当にいりそうな物を準備する。 ----------------------------------------------------------------------------- <準備したもの>  (1) リアキャリア     テントや寝袋を積めるように。しっかりした鉄製をチョイス。  (2) 輪行袋     自転車を電車で持ち運べるようにする袋。クロスバイクは前後輪を簡単に外すことができる。      (3) サドル     おしりが痛くなることが容易に想像できるため、社外品のサドルに交換した。  (4) インナー     これもおしりイタタタ防止用。パッドがおしり・股部についていて衝撃を吸収。     また衣服との摩擦を軽減し、股ずれを防止。     本気の自転車モードというとピチピチのレーパンだが、恥ずかしいのでインナーを掃いて、     普通のズボンをはくことにした。  (5) 携帯空気入れ     何か最近パンクが多く、今回もきっと来る!と予感した。パンク修理キットも。  (6) その他、テント泊用グッズ     テント、寝袋、コンロ、クッカー(食器)など。 <今回のルート>
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----------------------------------------------------------------------------- さて、明石駅に到着。早朝のため人通りが少なかったので明石駅前で自転車を組み立てる。 人通りが増えてくると、組み立てる場所があるか心配だ。駅から近いと人が多いし、遠いと自転車を担ぐのが重いし・・・。 淡路島までの渡し船ジェノバラインの乗り場まで、自転車で数分。すでに自転車乗りがかなり!ほとんどがロードバイクと、本気モードの自転車ウェアだ。20人くらいいたかな? ジェノバラインの費用は、人450円+自転車200円。 船がやってきた。自転車乗りが船に吸い込まれていく。全員乗れるのか? 後部デッキだけでは一杯で、客室の通路にまで自転車を入れて、何とか全員乗れた。 さらば本州、明石の港。
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船内から。窓のヨゴレが・・・。たらーっ(汗)
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ジェノバラインで十数分。高速船なのでかなり速い。淡路島の岩屋港に到着。 隣の公園で少し準備して8:40出発。時計回りに1周することにする。
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テントと寝袋をリアキャリアに積載し、その他の荷物をリュックで背負っているが結構重たい。 20kmで巡航するのがやっと。次々にロードバイクに追い越されていく。 しかもどうも前輪のブレーキがわずかに擦っているようだ。 天気は快晴晴れ。海風が気持ちいい。
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途中、お祭りの一団が。
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洲本付近ではボートレース。ちょうどよーいどん、の瞬間だった。
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10:50。ちょっと早いがここのイオンで昼の弁当を買って、近くの港で食べる。 洲本から少し細い道を進んだところで、ちょっとカーブの時に曲がらないなあ、と思ってふと前輪を確認すると、タイヤがペコペコ。 今まで気づかなかったが、そういえば、何か段差に当たったとき、違和感を感じたような。 タイヤを確認したが、特に傷はないよう。空気を入れると、急激に減る訳ではないので、このまま旅を続行することにした。夜に修理しよう。 由良を越えたあたりから上りがきつくなってきた。 かなりの勾配で、荷物が堪える。ロードバイクの人も結構きつそうだ。 私も自転車を降りて押したり、乗ってローギアでこいだりするが、なかなか進まない。 それにしても降りて押すより、ローギアでもこいだ方が進む気がする。 えっちらおっちら上って、何とかナゾのパラダイスに到着。 何回か通りかかったことがあるが、いつ見てもナゾ。何があるんだろう。 ナイトスクープで照会されたのも何十年も前のことのように記憶している。
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この後は比較的下りが多い。空気圧を確認しながら、ぴゅ~っと下る。ダッシュ(走り出すさま)  とはいっても無茶なスピードは怖くて出せない・・。 崖を降りると、淡路島南端の海岸路。快速だが、距離がある。 途中のモンキーセンター。
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モンキーセンターには13時頃に着いたので、洲本を11時頃に出発して2時間だ。 しかし結構長く感じる。 平坦な海岸路が終わると、また少し上りがある。おしりは痛いし、体力もなくなってきた。 福良の集落周辺。
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福良のスーパーで水と食料を買い、隣の公園で休憩する。 16時。これからどうしようか。淡路島1周するためには、淡路島南のIC付近をぐるっと回ってもう1つ半島が残っているが・・。 体力もないし、明日夜から用事があるので、スキップすることにした。 福良から北上し、慶野松原まで行く。松原で今日は野営することにする。 17時に松原に到着。テントを設営する。他にもファミリーや自転車、バイク乗りのキャンパーがいる。 一応キャンプ場だが、水場やゴミ場が見つからない。
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近くのうずしお温泉で今日の疲れをいやす。しっとりと肌に効く温泉水は気に入った! 隣のスーパーで買った、暖めるだけのおでんと、カップ麺が今日の食事。 20時には寝る。 翌日、5時に起きる。夜は明けかけており、目もぱっちり覚めた。体は特に筋肉痛ではなく、すぐに行動開始。 6時に出発exclamation 寝れば少しは疲労も回復しているもので、あとは淡々と島の西側を北上していく。 今日は天気は曇り。
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途中に淡路城が。本物の城ではない様子。
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阪神淡路大震災を引き起こした野島断層が保存されている北淡震災記念公園にて。 早朝のため、保存館は開いていない。断層は天然記念物として保存されているとか。
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それからまたえっちらおっちら自転車をこぐと、今日のハイライト明石海峡大橋が見えてきた。
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道の駅で休憩。 橋を下から見上げる。橋の大きさに圧倒される。
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少し進むと岩屋のジェノバライン乗り場に到着。到着と同時に船は出航してしまった・・・。たらーっ(汗) タイミングわるい・・・。 何とか無事に、今回の旅は終了~exclamation 40分待って次の船に乗る。 来たときは自転車が多かったのに、今回は自転車は3台だけ。 船の上から岩屋を見送る。 明石海峡大橋の真下をくぐる。 明石に到着。来たときと同様に輪行で帰宅する。 明石駅周辺に自転車を分解して、輪行袋に詰めるよいスペースがない。ようやく見つけたところではスペースが小さいため、うまく収納できず、30分ほどマゴマゴしてしまった。 輪行の時は自転車の組み立てと分解ができるスペースが問題だなあ。 今回1泊2日のテント泊をしてみていろいろと課題に気がついた。  ・おしりが痛い。   サドルを代え、インナーをはいてても痛くなる。2日が限界。  ・荷物が重い。   1泊のテント泊だけでも、リアキャリアにテント、寝袋を積むと自転車は相当重くなる。   荷物がないときに比べて、移動スピードはかなり遅くなる。  ・輪行時の組み立て・分解スペース   車輪やサドルはすぐに外れるが、リアキャリアはネジを外す必要がある。   都会では輪行袋への袋詰めスペースが駅の近くには限られている場合がある。   また、訓練して手慣れておかないと、グズグズしていると恥ずかしい・・・。  ・輪行が重い   自転車を担ぐので、仕方ないたらーっ(汗)・・・。  ・やっぱり上り坂がしんどいたらーっ(汗)  もう少し、自転車に乗り慣れてみよう。  実はGW中に走破したいところがあったのだが、ちょっと今の状況では体力や経験が少なくて無理そう。  少しの間、短距離で練習しておくことにしようっと。