PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

オーストリア旅行(準備)

さあ! GWが始まった!

<きっかけ>

特にどこに行きたい、という希望はなかったのだが今年のGWは長い!12連休もある。

それに、長期休暇(GW, 盆, 年末年始)のうち海外が混雑しにくいのはGW。

この機会を逃すとすっごく後悔しそうな気がしていた。

もはや「今いっとかないと行くときないよ」という強迫観念に近い。

2月からどこか海外に行こうと思っていたが、ぜひここに行きたいと思えるほどのところがなく、何となく過ごしているうちに4月15日になり。

このあたりから相当の見えないプレッシャーに耐えられず、どこでもいいや、とオーストリア行きと決めた。やはり行きたいところはないものの、しいて決めた理由を挙げると、

 ・大学でドイツ語を習った

 ・クラシック音楽オーストリアの銀行に興味があること

 ・一人旅が危険でないレベルでちょっとマイナーな国に行きたかったこと

行き先国が決まれば後は突き進むだけ。ネットを当たってみて、航空券の安い値段が出ているところ何件かに当たってみた。するとGW直前ということで安いチケットはどこも満席。最低でも航空券だけで12万円台からだった・・・。(燃油と各種税を入れると15-16万?)

あきらめかけたのだが、そういや、関連会社に旅行会社があり、会社の懸賞でゲットした関連会社でしか使えない金券を1.1万円持っていることを思い出した。ダメ元でその旅行会社に聞いてみた。

すると・・・10万円(燃油と各種税込)で航空券が見つかった。ただし名古屋空港発。この頃になると券があるだけでありがたかったので、即決。それが4月17日。気持ちが高ぶったときの行動力がすごい。

<旅の目的>

行きたい目的はなかったのだが、無理に今回の旅の目的を作る。今回の旅は、

 ・音楽聞きまくり

 ・風光明媚な田舎でのんびり

 を大目的とし、

 ・オペラ座の怪人の舞台が見たい

 ・ウィーンフィルの生演奏を本場で聴きたい

 ・オペラやバレエも見たい

 ・有名人(マリアテレジア、エリザベート、アントワネット)の超豪華生活を垣間見る

オーストリアはまた来そうな気がするので名所観光よりもコンサートを優先してスケジュールを組む。

チェコプラハでは、チェコフィルによるドボルザーク8番とブラームス1番というナイスな組み合わせの演目があり、相当心惹かれたが、演奏日を考えると移動片道6時間でムダが大きいと判断し今回は見送り。

あれこれ迷ってスケジュールを立ててるときの期待感と一抹の旅の不安が混ざった特上の心情を召し上がれ。

<持ち物>

今回の旅の準備で一番迷ったのが、コンサート用にスーツがいることで生じる問題。

 ・スーツケース

  スーツを持って行くがかなりかさばり、手持ちのスーツケースでは少し小さい。また、ミニPCと笛も持って行きたい。

  → 結局今あるスーツケースで行くことにした。最悪、本場ヨーロッパでリモワのスーツケースを買ってもいい。それか、悪いが土産を減らさせてもらう。

    今のスーツケースは50×36×25cm。何と米国からより寄せた日本未発売の品。といってもブランドものではなくフツーの品。

 ・くつ

  スーツ用の靴はビジネスシューズしかなく、街歩きと普段着に適さない。かといって2足持って行くのもかさばる。

  → スーツには少しカジュアルかもしれないが、まああまり目立たない程度の普段靴を履いて、スーツと街歩きを兼用する。

 ・ミニPC

  数年前に買って以来使う頻度がほとんどなく妹に壊されて調子の悪くなったPCをせっかくだから持って行くことにした。ネット環境があれば、現地から更新しようっと。

 ・笛

  この荷物がパンパンな状況下で持って行くか!? 本場のきれいな景色の中で吹いてみたい。

 ・iPod

  どこ行くにも必須品。ない生活が考えられない。笛を吹くときも必須。これがないと曲が吹けない。

  (暗譜できない。暗譜で吹くといつの間にか別の曲になったり、調が変わっていたりする・・・)

 ・250V対応電源ケーブル

  250V→100Vのトランスを考えたのだが、カメラの充電器とミニPCのアダプタは250Vに対応しており、電源ケーブルだけが対応していなかったので、ケーブルだけ変えることにした。しかもこのケーブルはどちらのアダプタにも共用可能。

 ・デジタル一眼レフ

  旅行には必須。いい絵がとれるといいな。もうコンパクトカメラの画質に戻れないので、重くても持って行く。レンズは、"TAMRON 17-50mm F2.8"のみ。軽量化のためにこれ一本で。(というか、使えるレンズはこれしかない・・・)

 ・オペラグラス

  オペラやコンサートを見るとき、スペシャル高い席はとれないので、遠くからでも見えるように。ペンタックスの6-12倍のもの。

  あまり倍率が大きいと手ぶれで目が疲れるし、重いと手がだるくなる。また、視野が広くて明るいものが良いそうだ。

 ・海外電圧対応ドライヤー

  ドライヤーはいつも必須。自然乾燥するとと髪の毛が海藻になる。

 ・風邪薬、正露丸

  この冬は風邪を1回しか引いていない。そろそろ来そうな気がする。

  持病の早朝腹痛と、この前タイでエビにあたったので用心のために正露丸を持って行く。

 ・その他日本でも必要な品。

  アメニティー類。。

  着替え。(日数は10日だが実質7日なのでまあ5日程度。下着は捨ててスペースを空けられるようなものを。)

とまあ、普通の人からすると、いらないようなものをどっさりと。

重量も相当重い。ミニPC、笛、一眼レフが入ったリュックは、なんと6.5kg。

これはスーツケースに入らない(手元においとかないと怖いし)ので徒歩時は担ぐことになる。

修行ですな。山登りのおかげで少し体力には自信があるが、街歩きでどうなるか・・・。

<スケジュール>

このスケジュールを考えた。もう休日1日かかりっきり。

ウィーン旅行スケジュール.jpg

<さあ出発だ!>同行二人。  その意は? 

四国のお遍路さんにおいては、一人旅であっても同行二人という。もう一人は? 弘法大師様が付き添ってくれているのです。

信心はさておき、そうでも思わないと見知らぬ言葉も通じない場所で不安だ・・・。

明日5時に出発だ。楽しんでこよう!