PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

オーストリア旅行(3日目ザルツブルク)

昨日早くに寝たので夜中3時に目が覚めて、昨日の旅日記を書く。 書き終えたのが4時半で、それからもう一度寝る。次に起きたら6時だった。 時差ぼけまったくなし。このあたりはいつでもどこでも寝られる性分がありがたい。時差ぼけにならないためには十分な睡眠が必要らしい。 さて、6時に起きてシャワーを入ったり身支度を整えて、部屋を片付けて、ホテルのレセプションに電話して、浴室の電気がつかないのと、無線LANが使えないことを知らせる。数分してボーイが来た。浴室の電気は、単に部屋のカードキーを奥まで差し込んでなかったからだった・・・。 無線LANのほうは、電波は受信するが、パスワードを入れても接続しない。ボーイにパスワードを入れてもらうが、何種類かやってもだめ。一応ネットの会社に聞いてみるとは言っていたが、時間がもったいないので、今回はネットはいいや。 6時45分に朝食前の軽い運動ということでミラベル宮殿に行ってみた。昨日はすべてのベンチに誰かがいるような状態だったが、早朝ということで庭師5人ほどと通り抜けの人以外くつろいでいるような人はいない。庭師だが、やはりこれだけの手入れがなされた庭園、毎日庭の手入れをしているのだろう。 私も朝の庭園を満喫する。この時間帯は曇り。風も結構あるが寒くはない。 庭園ど真ん中を避けて、脇にあるベンチに座って笛を吹く。朝一と誰もいないのに緊張でヘロヘロ。息が浅い。40分ほどたつとノッってきて、少し取り戻してきた。とはいえ、音楽の街で間違いまくりのふがいない演奏、モーツァルトカラヤンに申し訳ない。1時間半ほど吹く。 8時15分になると、現地ツアーの申し込みに行ってみた。ミラベル宮殿前の広場で現地ツアーの申込所がある。気になっていたのは、ベルヒテスガーデンの塩坑めぐり。ここから車で50分ほど離れたドイツ内のベルヒテスガーデンにある塩坑の内部を見学するのだ。塩坑の入場料も入れて、45ユーロ。9時からと14時の出発があり、9時から行くつもりだった。 今日はまだ写真が一枚もない!? 実はこの時カメラにメモリーカードを入れ忘れていて、それはホテルにあるのだった。そのままじゃとてもツアーにいけないので、いったんホテルに戻りたいというと、チロリアンな服を着た女性スタッフが車でホテルまで往復送迎してくれた。 8時40分くらいから待機していると、参加しようとしていたツアーはキャンセルになったとのこと。参加が私だけだったので・・・。それに比べてサウンドオブミュージックツアーはバス1台が出るほどの人気ぶり・・・。そちらにしようかと思ったのだが、その映画を見ていないため、よく分からないのでパスした。14時からのに参加しようとする。 それまで時間がある。昨日大きな名所をほとんど見て回ったため、今日はちょっと時間が余った感じ。名所観光よりもやはり音楽を楽しむところかな。 ホテルの近くにモーツァルトの父と妻の墓があり、見に行く。確かにあるが、特にモーツァルトを前面に出しているわけでもなく、他の人と同じような墓碑。 旧市街に行く。レジデンツに行ってみたが、今日はスペシャルデーで中は見れなかった。昨日見とくんだった。近くのザンクトペーター教会へ。カタコンベがあるのだが、今日はお休みだった・・・。 ☆教会の庭はこんな感じ。 DSC_9056.jpg ☆旧市街の通り。店の看板がファンタジー。なんか「地球の歩き方」と同じ写真の撮り方だな・・。それもそのはず、シャッターポイントが限られている。誰でも同じ写真が取れます。 DSC_9065.jpg ☆道の真ん中を普通に馬車が通る。しかもこの馬、出すものを出していく。旧市街は結構ちらほら道の真ん中に見つかるが、翌日にはなくなっていた。 DSC_9067.jpg がけをくりぬいて通路にして、両側を広告の展示にしているところがある。中に入るとひんやり。夏は気持ちいいかも。いろいろ出入り口があるようだが、大聖堂の近くから入って馬洗い池に出てきた。 ☆川から見た風景1。 DSC_9069.jpgホーエンザルツブルク城を望む風景2。 DSC_9070.jpg もう一度ミラベル宮殿にやってくる。昨日は行ってないスペースを行ってみる。 ☆その1 緑のトンネル DSC_9080.jpg ☆その2生垣で作った迷路のようなもの DSC_9082.jpg その後はミラベル宮殿の中に入る。もう誰かの所有物になっているのか、普通にアパートのように使われていた・・・。各部屋に表札がかかっていた。 大体このくらいで14時。ツアーの時間だ。ツアーの人に朝キャンセルになったから14時からのに参加すると言ったら、OKわかってると。覚えててくれた。 午後からはキャンセルとならずにすんだ。ワゴン車に乗り込む。同行は、ギリシャ女2が私と同じ塩坑。米国男1、フィンランド男2+女1がベルヒテスガーデンの山と湖ツアーで、行き先はほぼ同じなので同乗だ。 ツアーガイドが運転して50分ほどで到着。道中、ガイドはザルツブルクのことや車窓から見えるものに対して、黙っている時間がないほど説明してくれる。 到着するとすぐに建物の中に入って、鉱山夫がきるようなツナギを着る。おばさんが身長を目方で見て合いそうなツナギを放ってよこす。鉱山の中は寒いかなと思って、ジャケットの上からツナギを着たが、正解だった。 ツナギをきて、トロッコに乗る。ひんやりした中をトロッコで走ると、やはり寒い。しばらく走って、降りる。そこには滑り台があり、滑って降りる。私は同じツアーに参加していたギリシャの人(リディアとサラ)と団子になってすべる。 ☆滑り降りたところ DSC_9089.jpg その後、塩坑についての説明、歴史などのアナウンスを聞きながら進んでいく。途中この滑り台は後1回あったかな。 ☆地底湖がありその上をボート(?)で進む。途中電飾のイリュージョンもある。 DSC_9096.jpg DSC_9097.jpg DSC_9099.jpg また、その後はアナウンスや資料があって、もう一度トロッコに乗る。 ☆トロッコ進行中。 DSC_9106.jpg これで約1時間の塩坑は終わり。最後にジェットコースターでよくある、突然とった写真の販売があった。一枚4ユーロ。3枚10ユーロ。 その後、ベルヒテスガーデンの町の中心部で45分の自由時間。カフェをするなりしてくださいとのことだが、景色がきれいなのでいい撮影スポットを探そうと歩き回った。しかし、だいたい建物に隠れて山がとれない。やっとスポットを見つけたが、結構探した。 ☆セーブポイントの教会。 DSC_9122.jpg DSC_9121.jpg ☆ツーリストインフォメーションの裏のチェリー並木 DSC_9125.jpg ☆ようやく探したスポットから山の写真 DSC_9132.jpg DSC_9131.jpg ☆今日乗ったワゴン車。ナンバーがJAPANになっている。 DSC_9135.jpg また50分ほどでミラベル宮殿に戻った。今日も足がくたくただ。 なんか山歩きでは問題ないのに、この旅行ではすぐ足が疲れる。これは靴のせいだ。歩き用ではない普通の靴な上、買ってからまだ間もない。それに安物なので靴としてそもそも歩きやすくないようだ。やはり、靴は重要だ。 食欲より睡眠欲がまさり、食べずに20時に寝る。