PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

オーストリア旅行(8日目ウィーン4)

今日も6時に目が覚めた。 明日は朝から帰国の移動だから、実質今日がオーストリアで遊べる最後の日となる。今回は結構長いこといたなあ。 そろそろお土産を買わないと、と思ってガイド本を見てお土産になりそうなショップを探す。でも大変!今日は日曜日。こちらの店はしっかり日祝日は休む。日本のようにいつも開いているわけではない。 昨日その不便さを経験したばかりなのに、食べ物ばかり気にしててお土産を気にしていなかった・・・。 店を探したり、旅日記をつけていたので、ちょっと遅めの8時過ぎの朝食。もう4日もこの朝食を食べているが、毎日代わり映えしないので飽きてきた。  ・オレンジジュースをなみなみとついで。  ・薄くきったパン3枚にアプリコットのジャムを塗って。  ・ソーセージにケチャップとマスタードをかけて。  ・トマトのスライスとチーズを少々。  ・それらを食べ終わったら、オレンジジュースをお代わりするとともに、イチゴのヨーグルトでしめる。   朝食はこんな感じ。 9時過ぎに出発。これまではウィーンの中心ばかりを回っていたが、今日は少しだけ足を伸ばしてみよう。 まずは、音楽の有名人たちの墓碑がある中央墓地へ。 ウィーン西駅まで地下鉄で行って、明日の空港バスの乗り口を確認。 ☆地下鉄の様子を撮ってみた。ドアの白いボタンを押さないと扉は開かない。 DSC_9380.jpg DSC_9381.jpg DSC_9387.jpg ☆ウィーン中央駅の花屋の様子。 DSC_9383.jpg 地下鉄と郊外のバスを乗り継いで、中央墓地に到着。墓地はかなり大きい。 市外から結構離れているため、こんなところに来るのはほんとに音楽が好きな人だけだろうと思ったら、バスで乗り付けていた団体があった。 有名人の墓碑は小さな区画に集められており、ほんのすぐ近くや隣同士となっている。 ここで韓国人(?)に声をかけられ、有名人の墓はどこですか?と。すぐ目の前と歩いて3歩くらいのところにあるのですが・・・。 ☆ヨハン・シュトラウスDSC_9388.jpg ☆ヨーゼフ・シュトラウス DSC_9389.jpgシューベルト DSC_9393.jpgブラームス DSC_9395.jpgヨハン・シュトラウス(子) DSC_9396.jpg ☆スッペ DSC_9400.jpg ☆ベートーベン DSC_9402.jpg ☆大将のモーツァルト DSC_9403.jpgモーツァルトとベートーベンはこんな近い距離 DSC_9411.jpgブラームスシュトラウス(子)は隣同士 DSC_9412.jpg ☆有名音楽家の区画 DSC_9413.jpg もともと別の場所にあった墓地を、ここに集めているそうなので、自由な配置となり、有名音楽家を集めたのだろう。 路面電車と徒歩で少し行ったところの、サンマルクト墓地にも行ってみた。ここはモーツァルトの墓があったといわれるところ。 ☆墓があったと言われるところに墓碑が建っている DSC_9423.jpg さて、墓めぐりはこれくらいで。天気もいいので市街地の全景が見たい、美しきドナウ川が見たい。ということでドナウタワーに行ってみることにした。 地下鉄で国連の建物があるところまで行く。北朝鮮で話題のIAEA 国際原子力機関の本部があるところ。 ☆こんな建物。ニュースで出てくることがある。 DSC_9432.jpg この建物のすぐ横は公園となっており、そこにドナウタワーが建っている。 DSC_9433.jpg ドナウタワーに上るときウィーンカードを見せたのだが、パンフがいるとのことで割引にはならなかった。ウィーンカードを買ったときにもらったカードが使えるところリストのパンフだが、ホテルに忘れてきていた。しかたなく、5.90ユーロを払う。 タワーを登ると回転するレストラン&カフェになっている。はじめレストランへ行ったのだが、予約がなければ入れないので、予約のない人はカフェに行ってください、と言われた。 カフェに入ってオレンジジュースとパフェを注文する。オレンジジュースは甘かったけど、パフェはなかなかよかった。 DSC_9455.jpg 周りの景色を撮りながら、回転レストランで2周する。 ☆ドナウ川下流方面 DSC_9448.jpg ☆旧市街地方面 DSC_9450.jpg ☆国連の機関が真下に見える DSC_9460.jpg 上の写真に川が2本あるが、その中州へも行ってみた。 ☆地下鉄から降りるとすぐに景色が広がる。ちょうど中央に出口が作られているのだ。 DSC_9472.jpg この後は、買い物と、ミュージアムクォーターという現代デザインの博物館が集合しているところに行った。ショップが目当てで中には入ってない。 ホテルに戻り、いよいよ最後の演目「ロメオとジュリエット」に出かける。 今日は王立オペラ座ということで、かなり気合の入った人が多い。連日公演に出かけているおかげで変に場慣れして、気後れも感じないようになってきた。 席をドアの前に立っている人に聞いて、自分の席近くのドアマンからパンフを買って。今回のパンフは日本語であらすじが書いてあってよかった。 席は平土間よりひとつ上のバルコニー7人のボックス席だ。うち4つは家族連れ、2つはカップルだった。家族連れは子供がうるさいかなと思ったがどうにもならない。 バレエを見るのは初めてだが、ストーリーは分かる。軽やかな踊りが本当にきれい。セリフはなく、踊りでストーリーを表現するのだが、言葉に頼らない分、昨日のオペラよりも分かりやすい。今日は寝ることなく全部を見ることができた。 オペラ座のゴージャスな雰囲気もあるのだろうが、ジュリエットのソロの踊りのところで涙が出てきてしまった。やべ、なんかはまりそう。 3時間の公演はあっという間に終わった。それにしてもオケもこれだけの時間演奏しっぱなしでさぞ大変だろう。 10時半にホテルに到着。旅日記をつけて、来るときからカバンが一杯だったので、パッケージングのレイアウトを考える。明日は絶対に寝坊しないようにしないと。