PHOTON

PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

オーストリア旅行(9,10日目帰国)

今日は6時に起きようと思っていたところ、5時半に目が覚める。

空は快晴。すがすがしく帰国することができる。

朝は荷物のパッケージングと準備。もう手持ちのカバンには若干の余裕もない。

8時にホテルのレセプションが開くので、さすがに5分前には準備に来てるだろうと思いレセプションへ行くが、受付の人はまだ来ていなかった。そして8時ジャストにやってきて、準備を始めた。こういう生活してみたい・・・けど、余裕時間がないと不安な性格的に無理だろうな・・・。恐るべし5分前集合の刷り込み。

名残惜しく地下鉄の車窓から景色を見ながらでウィーン西駅へ。(地下鉄は一部地上を走っている)。空港行きのバスに乗る。ウィーンカード割引で5ユーロ。

今日は写真が少ないので、つまらない写真となっている・・・。

★バスから見た、ウィーン西駅。バス車内から撮影したのだが、バスの窓が汚れていて映っている。

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★バス車内

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★バスの時刻表

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空港バスで30分、空港に着いた。航空会社のフィンエアーはターミナル2で、すでに長い行列ができていた。これだけ列ができているのだから、2つだけのカウンターを増やせばいいのに。30分くらい並んで、チェックイン。

その後すぐに空港のチケットを持っていないと入れないエリアに入ってしまったが、間違いだった。

ウィーンといえばチョコレートのケーキ・ザッハトルテが有名だが、溶けやすそうなのでまだ買っていなかった。どうせならザッハのザッハトルテを買いたい。確かに店は空港にあるようなのだが、パンフによると、制限エリアの外にあったようだ。

一度入ってしまうと、出れないようだ。チェックインで思わぬ時間がかかったため、ザッハのはあきらめる。

その代わり、オリジナルの商標を争ったもうひとつの有名店デーメルがあったので買ってみた。

乗る飛行機は中型(?)でやや小さい。乗り場まではバスで移動する。

機内では寝てしまった。今寝ると肝心のヘルシンキ-日本線で寝れなくて退屈しそう・・・。

2時間半の飛行でヘルシンキに到着。待ち時間は3時間だ。(実質2時間かな)

ショッピングとネットをして暇をつぶす。

ヘルシンキ空港の様子

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フィンランドいいなあ。私はけっこうデザインモノが好きなのだが、ほしい雑貨がいろいろあった。空港では無線LANでネットが利用できるので、ちょいと気になった雑貨の日

本の値段を調べてみた。空港のショップで19ユーロが日本で14000円とかあり、そりゃ乗せすぎじゃないか?と思う品物もあり。

空港じゃなくて入国後なら安く買えるのかな。フィンランドは一度はオーロラを見に訪れたいところだ。

ところで、「離陸時刻が迫っているので、急いで搭乗してください」、という空港のアナウンスが何度も流れたが、日本人の多いこと。英語だけじゃなく、日本語でも放送がある。ショッピングに夢中になっているのだろうか。

さあ、私も飛行機に乗り、セントレア空港へ向かう。ウィーンでのチェックインの時、通路際にするようお願いしたが、隣(窓側)は誰もおらずのんびりくつろげた。

飛行時間は約9時間。行きと同じく、ゲームがしょぼくて特にすることはなかったが、結構寝ることができた。ドラムの練習で使っていた良い耳栓がバッグに入っていて、外音をだいたい遮断。(小さな子供もいて、よく泣いていた。) 

ちなみに、フィンランド航空では耳栓とアイマスクと歯ブラシは支給してもらえる。

セントレアに到着して、入国審査の前に検疫があった。旅行している間に豚インフルエンザが世界中で発症していたとか。ネットで軽く情報は見ていたが、旅行中はほとんど浦島太郎状態。大騒ぎになっていてびっくりした。

検疫では、アメリカやメキシコに行ったかどうか、発熱はないか、などの申告書を書いて、サーモグラフィーで体温を見られた。

今、家に帰って新聞を見るとオーストリアでも発症者が出たとのこと、私も変な病気もらってないだろうな・・・。

GWでインフルエンザの話題、こりゃ出口で取材があるな、と思ったら案の定、TVカメラとレポーターが何組か待ちかまえていた。でも私には振り向きもせず、マスクをした老夫婦に取材を行っていた。

そりゃ子供連れから

レポーター「どこに行きましたか?」

親「イギリスです。疲れました」

レポーター「ボクは楽しかったかな?」

ボク「たのしかったー」

マスクをした人から

レポーター「どこに行きましたか?」

マスクをした人「ドイツです」

レポーター「ドイツは豚インフルエンザの発症者が出ていますね。どうですか?」

マスクをした人「そうですねえ。とても怖いです」

という会話を引き出した方がいいよな。

その後は、新幹線で帰るともったいないので、普通列車で帰宅。時間がかかって疲れてしまった。

今日と昨日は時差と睡眠のおかげでまだ5月4日のような気分が続いている。

こうして今回の旅は終了となった。

長い文章を読んでくれたキミ、ありがとうございました。