Epiphone Alleykat
一月ほど前にギターをもう1本買った。
全然弾けないのだが、これで2本目。
赤い色とひょうたんみたいな丸っこい形。ギターなのにバイオリンみたいな f のホール。裏面は一面ワインレッド。
こいつぁ一目惚れ。見た瞬間これだと思った。
(何かオトナになって一目惚れで買うことが多くなった気がする。これって単なる衝動買い)
このギターは、エレキギターだが胴に空洞があるセミアコという種類のもの。前から持っているやつ(写真の左)はYAMAHAのSR400S(何か同ブランドのバイクと同じ名前だ・・・)というフェンダーコピーモデルなのだが、これはソリッドギターと言って胴に空洞がなく、木が詰まっているタイプだ。セミアコよりもっと空洞が大きいやつだとフルアコという。(それ以外にも少し構造が違うようだが。)
空洞があると共鳴して生音が大きくなるが、アンプに通したときでも生音とアンプに通した音が混ざっていい音になるらしい。
家でこそこそ弾くだけで、アンプを通さず生音で弾くので、生音は小さい方がいいのだが、SR400Sだとあまりに貧相な生音しか出ないのでちょっとつまらない。それで探していると、セミアコ・フルアコと言うのがあるのが分かって、その線でいろいろ商品を見ていた。
そこで出会ったのがこいつ、Epiphone Alleykat。
Epiphoneと言えば、今はギブソンの傘下のギブソンより低価格な範囲の商品を受け持っているところ。実際このギターも数万円で安かった。
値段も楽に手が届く範囲、見た目も気に入り、試奏一切無しで買ってしまった。
実際手にとってみると・・・
・見た目とは裏腹に安っぽい。
プラスチックかよ、と思うような胴の表面コーティング。
ベニヤかよ、と思うような胴。
・チューニングの狂いが多い。
半日で±20セントも狂うものかな。
・軽い。胴部が軽いので、立って弾こうとすると、ずれて胴部が上がり、ネック側が下がってきてしまう。ストラップを滑りにくいものにしないとな。
・SR400Sより断然弾きやすい。(SRが使い古されていて、フレットの減りと無茶苦茶な弦高の問題?)
・アンプを通した音はいいかどうかよく分からないけど、アコギよりは薄い音だが、SRより生音はいい。
気になるところはあるけど、見た目と弾きやすさで気に入っている。
相変わらず弾けないケド