ギリシア旅行(3日目 アテネ)
3日目。
今日はアテネへ戻って一日を過ごす予定。
サントリーニ島の朝は、風が強く、霧が濃い。昨日は昼から天気は回復したけど、今日は難しそうな雲の厚さ。
ホテルに手配してもらったタクシーで8時に島の空港へ向かう。
待合室では結構人がいたが、アテネ以外の他の都市の乗客だった。パリかな。
またプロペラ機に乗って、50分くらいでアテネに到着。
まだ9時40分だ。アテネの空港。
空港を出て少し歩けば地下鉄の駅だ。中心部に行くには地下鉄が良い。近郊鉄道と同じ駅だ。
地球の歩き方では、10ユーロとなっていたが、やや値上げされていた。
地下鉄の車両はわりときれい。
中心地に近づくにつれ、人が大量に乗ってくるようになった。スリが多いと聞いているので、用心用心。
Metaxourgeio駅で下車し、ホテルへ。ホテルはMetaxourgeio駅から徒歩5分ほど。
この駅やとなりのオモニア駅周辺は地球の歩き方やホテルの口コミサイトでも、治安が良くないとの評判でドキドキ。確かに建物のボロさや歩いている人の人相が良くない気がする。
ホテルの中に入ってしまえば問題ない。ネットが使用できたり、バストイレはきれいで、手頃な値段。
明日はカランバカという内陸の街まで行く。そのための鉄道のチケットを念のため今日予約しに行こう。
オモニア駅の近くに予約センターがあるようだ。このホテルからなら、歩いて行けそう。
ぼろぼろのアパートが並ぶ裏通りを通って予約センターを目指す。たぶん夜はめちゃ怖いところになるだろう。
15分くらい歩いたが見つからない・・・。ガイド本をもってうろうろしていると私たち二人の間に割り込む形で、ぶつかってくるロシア人風の男がいた。道は混雑していない。明らかにわざとぶつかった感じ。特に被害はなかったが、たぶんスリかも。 この後もそこかしこで意味なくすり寄ってくる者が多い。ここでは油断もスキもない。用心には用心した方がいい。
結局予約センターが見つからなかったので、アテネの主要鉄道駅のラリッサ駅で予約することにした。
ラリッサ駅にはいるとすぐに案内所と窓口がある。しかしこの窓口は当日券用。予約窓口はいったんホームの1番線に側に出て、左をずっと行ったところ。わかりずらい!
この写真の右に予約センターはある。
予約窓口はめちゃ待ち。日本のように整理券自動発行機がある。自分の数字と、現在の順番の数字を見ると40人待ち。その割には待合い室にはそんなに人はいない。どこかで時間をつぶしているのだろうか。
10分ほど待ったとき、ギリシャ語で駅員が何か言った。すると何人も駅員について、どこかへ行ってしまった。私たちはよく分からないので、引き続き順番待ちを続ける。番号を呼び、人が来ないとみるやすぐに次の順番にしていったので、わりと早くはけていった。
途中、おじさんと窓口の姉さんの口論があった。なにやらおじさんが遅いことに腹を立てた様子。長引いてゲンナリ。
なんとその口論の後に私の順番・・・。窓口の姉さんも機嫌悪くて無愛想なサービスか・・・。ちょっと身構えて窓口に向かう。
しかし、予想に反して、姉さんは愛想良く対応してくれた。
さて、今日のメインイベント終わりっ。この後はツアーを使ってスニオン岬へ行く予定だったが、予約に予想外に時間を使ったため、アテネ観光に切り替えることにする。
アテネと言えば、ココ、パルテノン神殿でしょう!早速レッツゴー
地下鉄でパルテノン神殿へ向かう。
パルテノン以外にも劇場跡や他の神殿もアクロポリスの丘にある。
ギリシャはギリシャ文明の最盛期以降、他の国に支配されてきた。それでも何千年もの時間を越えて原形をとどめている。まさに悠久のロマン
神殿の下にある劇場。ここから神殿へ行く登り坂が聖闘士星矢の十二宮編のイメージとそっくり。
遠くにリカヴィトスの丘を眺める。
パルテノン神殿は修復中と言うことで、足場が組まれており、ちょっと見栄えがよくなかった。
それでも隣の神殿は古代の雰囲気が抜群。また、リカヴィトスの丘が天空の城のように眺めることができる。
眼下を見渡すと、ゼウス神殿とテセウスの神殿などの古代建造物が見える。
ひとしきり眺望と、建造物を見学し、いったん神殿敷地の外に出る。すると、岩山が見えた。
上ってみる。岩山は石灰岩でできているが、表面がつるつるして大変滑りやすいので注意。
この岩山の眼下にテセウス神殿が見えたので、行ってみることにした。小道が続いていたので観光用正規ルートではないが、降りる。すぐにテセウス神殿の敷地にたどり着くが、フェンスに囲まれており、中に入れない。地図を見ても、入り口はまだまだ遠いようだ。
日差しはカンカンで暑い暑い。歩くのがとてもしんどい。ようやくテセウス神殿についたが、閉園していた。というか今閉園した 閉園時間16時だって。早い!と言うか、まだ13時くらいの明るさ感覚だ。
仕方なく、近くのローマンアゴラへ行ってみることにする。こちらも閉園であったが、小さいので周囲の柵から眺めるだけで十分だ。
土産物屋の一つに帽子屋があり、日差し対策として帽子を購入。これで何とかオシャレに日差しよけができる。
さて、この付近は土産物屋、ブティック、レストランが軒を連ねており、楽しいところ。
私たちも土産は買わないが、目星をつける。
地下鉄のMonastilaki駅で、立て看板を見ていると子供がすり寄ってきた。怪しいので、子供をじっと見ると逃げていった。
18時にホテルに戻る。疲れもたまっていたのだろう。ベッドに倒れ込むとそのまま寝てしまった。
お休みなさい~