北海道旅行'11(4日目)
今日は5時40分起床。
狭いクルマの中で寝たので、腰が痛い・・・。
早速出発。まずは中頓別町にある鍾乳洞へ。1時間ほどかかって到着したが、早朝すぎて開いていない・・・。
宗谷岬に先に行くことにし、通り道の冬は白鳥で有名なクッチャロ湖へ向かう。
ここのキャンプ場は風景も良いし、設備も揃っていて結構人がいる。
クッチャロ湖湖畔
少し休憩して、固まった体を動かす。
そして、宗谷丘陵を目指して、オホーツク海岸を北上する。
途中の原生花園を見渡せる塔からの眺め。花の季節はきれいに違いない。
猿払の公園。
猿払から少し行ったあたりで、内陸へ曲がる。そこから宗谷丘陵を通る。
北海道で一番好きなところだ。広大な丘陵が緑の絨毯に覆われて、遠くから見るともふもふだ。
特に何かの施設が、天空の城を思い起こさせる。
風車小屋(アルメリア)
宗谷公園より。
宗谷岬へ降りてきた。
ココが日本最北端。ちなみに隣の土産物店で最北端到達証明書を買うことができ、やや先のガソリンスタンドでも最北端での給油証明書がもらえる。
関係ないが、2回目の北海道旅行の際、バイクで行ったとき、友人のバイクがガス欠となり、ガソリンをもらいに来たのは良い思い出だ。
夏休み期間中だけあって、人が多い。まだ観光バスが来ていないだけましか・・・。
さて、次は特に予定を組んでいないが、腹が減ってきたので、稚内市内へ行くことにする。
北海道に入ってイマイチ使えていないネットをすべく、稚内唯一のマクドに行く。24時間営業のようだ。
コンセントは既に他の客に使われていた。電波は弱い。手早くメールの確認だけして、出発。
ノシャップ岬。トレードマークのイルカがお出迎え。
ここからの夕日はとても美しいが、今はご覧の時間・・・。
さて。そろそろ風呂に入りたくなってきた。ノシャップ岬至近に童夢という入浴施設があるが、今回はやみつきになってしまった豊富温泉へ行くことにする。50kmの距離があるが、途中までバイパスがあり、1時間ほどで到着。
この豊富温泉、やや石油のにおいがし、湯面にわずかに油が浮いている。
初めて入ったときは、油まみれになるんじゃないかと不安に思ったものだが、どうしてどうして、お肌がすべすべになる上、体の筋肉痛などもきれいにとれて以来、ファンになっている。
暇があれば湯治として何日か滞在したいものだ。
ところで途中で見かけたこの物体は何をするもの??回るっぽいけど・・・。
さて、次は今朝営業時間外だった中頓別の鍾乳洞へ行く。豊富温泉から距離約70km。
観察センターのお兄さんに場内の説明をしてもらった。
鍾乳洞がメインであるが、そこまでの道は3つあり、湿地ゾーン、軍艦岩ゾーン、穴ゾーンから選べる。行きは湿地、帰りは軍艦岩とした。
湿地帯
鍾乳洞の内部はひんやり。何百年の歳月を持って形成された鍾乳石。
他にも鍾乳洞があり、見に行ったものの、一般公開していないようだった。
入り口が狭く、這いつくばって入らないといけないようだ。何より、ヘビが出そうだ・・・。
周囲にはドリーネという穴が点在している。雨水が石灰岩の隙間から地下へ落ちる。何年もの歳月をかけ、雨水は石灰岩を削り、このようにすり鉢状の穴となるらしい。
これがあると、地下には鍾乳洞があるとのこと。
軍艦岩。
数日車中泊を続けてきたので、今日はテントにしよう。枝幸に無料のテント場があるので、今日はそこに。日が暮れる前にキャンプ場に到着し、テントを張る。
無料なのにオートキャンプ場のようになっており、電源もある。ただし、電源は電気が来ていないようだった。いつになってもPCとiPodの充電ができない・・・。
テント場は利用していないが、キャンピングカーやエスティマなどの大きなクルマで来ている人が多く、駐車場は車中泊のクルマでいっぱいだ。大きなクルマいいなあ。
オホーツク海岸だが、今日は風は弱い。
しかし、アブ?ハエ?等の虫が多い!近くの薬局で殺虫剤を買ってきて振りかけまくった。
残念なのは、大学生のグループが深夜までうるさかったことだ。酒に酔って奇声を発している。
とりあえず、寝たのだが、奇声に目が覚めた。
もういい。まだ朝の2時ではあるが今日は出発する。
今日の走行距離:355km