二日目のスライドショウ
フランス旅行'11(2日目 パリからモンサンミシェルへ)
2日目は9時モンパルナス発のTGVに乗ってレンヌへ、そこからバスでモンサンミシェルへ行く。
海外の公共交通機関は勝手が分からないので、朝食もそこそこに出発。
早すぎた。
店も閉まっている。ベンチに座って時間をつぶす。そのうちにバーガー屋が開いたので、
サンドイッチを食べながら、iPodの充電をする。
日本のマクドのような感じだ。
駅の風景
駅の本屋のセールスランキング。村上春樹 1Q84が
ようやく僕だけのTGVがやってきた。
2等列車であることを確認。
TGVの乗車券は日本にいるうちにネットで購入しておいた。
TGVの日本語のサイトで買うと高いので、アメリカのサイトで購入。
日本の新幹線と違い、前もって買っておくとけっこう安い。
なかなか乗り心地もよく、振動も少ないため快適だ。
レンヌまで約2時間。レンヌでバスに乗り換えてモンサンミシェルへ向かう。
次に事前の確認では、このバスの乗り場が分かりにくいという声があった。
モンサンミシェルのような超有名な世界遺産なんだから、多くの人が行くに違いない。
表示もあるだろうし、流れに沿って動けば大丈夫だろう。
と思っていたら、甘かった。
この時期あまり人がいなかった。
また、表示が全然ない。日本なら丁寧に過剰なほど表示があるところ、一切なし。
事前に予習しておいて、少し助かった。というのも、乗換時間があまりないためだ。
11時8分にTGV到着、11時半にバス発車。知っている人は余裕だが、迷って間違うととたんにやばくなるだろう。
・Sortie Nord 北側出口の階段を下りる。
・駅の北口に出る。出てすぐに噴水がある。右に曲がって進む。
写真は左の建物が駅舎。この写真を撮っているポジションへ向かう感じ。
・ここがバス乗り場。手前の建物がバスターミナル。白い車より奥の建物が駅舎。
しばらくするとモンサンミシェル行きのバスがやってきた。
係員がバスの下の貨物室を開けたので、スーツケースを入れてもらう。
バスに乗り、お金を運転手に払う。
車窓からの風景
1時間半ほどでモンサンミシェルから2km手前のホテル街に到着した。
ここでホテルを予約していたのだ。
ホテルにチェックインするが少し到着が早いため、部屋の準備ができていないとのこと。
荷物だけ置かせてもらって、隣のスーパー付属のパン屋でケーキを食べる。めちゃうまそうだ。が甘い・・・。
私が宿泊したホテルはレンタル自転車もやっており、借りることにした。4時間で8.30EURだったかな。
さっそくモンサンミシェルへGO
車道を通ってス~イスイ。
城内に入ると、それはもう中世の古城だ。
狭い道にホテル・土産物屋がひしめき合っている。
頂上は教会になっており、周りをぐるりと小道が囲んでいる。
城の後ろから海側を眺めると、見渡す限り遠浅の砂州が広がっている。
一番の頂にそびえる教会。
今日は近くのホテルに泊まって、また明日朝にやってくるつもりなので、今日は拝観しない。
中世風の看板。
せま~い でも通れる~
小さなお城なので、すぐに一周できる。明日もまた来るので、今日はもう城の外へ出た。
城の周りは砂州が取り囲んでおり、馬で散歩するツアーがあるようだ。
これでひとまずモンサンミシェルから離れて、自転車でホテル街の方に戻る。
ホテル街の近くには通るための橋ではなく、逆流を止める?橋がかかっている。
正確な機能は忘れてしまった・・・。仮に浚渫橋としよう。浚渫橋の上から。
ホテル街を一旦通り越し、川を渡って、向こう岸へ。
レタス畑が広がっている。その他アロエ畑なども。
レンタル自転車とモンサンミシェル
浚渫橋(仮)まで戻ってきた。するとちょうど満潮で、橋には水がたまっていた。
ビフォーアンドアフター。
この後は浚渫橋で夕暮れまでいることにした。写真を撮ったり、ベンチに座ってぼーっとしたり。
こんなに呆けたのは何年ぶりだろう。
え?いつも呆けてるだろって
夕焼けのモンサンミシェル。
移りゆく時間、移りゆく古城の表情。この瞬間にいられて幸せ。
感傷に浸っていたら、大量の日本人ツアー客が押し寄せてきた。今日は日本はふつーの日でっせ。
関西のおばちゃんに、ごめんやけど写真を撮ってくれへん?と、頼まれた。
日本人ですか?とも聞かれず、はじめから日本語で。何でバレた?
一人で一眼レフを持っていると、結構カメラを頼まれる。
もちろん好青年は了承した。
それにしてもおばちゃん、もうちょっといいカメラ買おうよ・・・。300万画素って何年前のヤツだよ。
おばちゃんにとっても大切な写真になることだろう。プロではないが、プロっぽく、構図を決めて、露出を合わせて、慎重に2枚ぱしゃり。
おばちゃんは写真をきれいに残すことよりも、友達とわいわい言いながら、パッケージ旅行を楽しんでいる。
私は旅そのものを楽しんでいる感じだが、おばちゃんはどちらかというと友達とのふれあい重視で、
あくまで旅はその環境な感じだろうか。
私とは旅行のスタイルは全然異なるが、それはそれでありかな、と思った。
そう思うようになったのは、一人旅もよいが、年齢もそこそこいってきたし、誰かとふれあい重視の旅もいいかも、との考えが心に芽生え始めているのかもしれない。
しばらくしてツアー客はいなくなった。
すっかり闇の帳が落ち、モンサンミシェルだけが聖なる光を放っている。
私もそろそろホテルに戻ることにした。
ちなみに、ここの橋には大量の蚊がいる。しかもでかい
ハエみたいなでかさだ。動きは鈍いので握りつぶすことができるが、キリがない。
刺された時はそれほどでもないが、後になってめちゃくちゃカユイ
しかも1週間は大きく腫れて、2週間くらい尾を引いて、かゆみがぶり返す。
旅行前に虫除け持っていくか迷って、結局おいてきたのが悔やまれる。
また、ネットで調べていると、モンサンミシェル内のホテルと、ここのホテル街のどちらに泊まるか、
悩んでいる人がけっこういる様子。
私はダンゼンここのホテル街をオススメする。
・モンサンミシェルがきれいに見える。
・少し散歩すればいろんな角度で楽しめる。
島の内部から見るよりも、ある程度距離をとって眺めた方がきれい。
特に浚渫橋(仮)や近くの平原からの眺めはベストポイントだ。
・島内のホテルはかなり高い。
・ホテル街からモンサンミシェルまで歩いても20分程度。レンタル自転車も、便数は少ないがバスもある。
今日の活動はこれでおしまい。
本日の歩数:14,096歩