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PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

SHURE RMCE-TW2 (AONIC 215) 購入しました(セカンドインプレッション)

SHURE RMCE-TW2 を購入して1ヶ月ほどたちました。
そろそろ慣れてきたので、セカンドインプレッションです。

ファーストインプレッションはこちら。

gogophoton.hatenablog.com
在宅勤務があるため、使用頻度は少ないのですが、それでもエージングが進んで、音質がよくなってきました。特に低音が出るようになりました。
耳にねじ込んだときのポジションがよければ、外用イヤホンとしては十分です。

しかし、問題はそのポジション。ネックワイヤー式のBT2は、耳にかける"つる"の部分のワイヤーが形状記憶で、ベストポジションを探って固定できます。
しかしTW2は、形状記憶ではないので、思うように曲げることはできません。
耳に深く入れたり、差し込み角度をいろいろ試しましたが、入れても浮いたり、フィット感がなく低音が抜けてしまいます。
スポンジ(イヤーピース) )がへたっているのかと思って、スポンジも交換しました。
それでも改善しませんでした。

さらに音質の他にも、つるの部分の圧迫で耳が痛くなるのです。

あかん商品かな?と思って我慢して使っていましたが、あるときふと軽くかけてみました。むしろその方がよかった。
しっかりイヤピースが耳にフィットして、低音も聞こえ、音に厚みが出ました。
フィットさせようと、かなり押し込んでいたことと、前向きにユニットをねじりすぎていたことがよくない原因だったようです。

結局ポジションは、耳に入れた後あまり強く押し込まない程度で、ユニットを少しねじることで、ベストポジションに入りやすくなりました。Shureのイヤホンは普通このようにするのですが、BT2とは違ったより微妙な調整というところ(表現が難しい!)

次に、外音取り込みモード。
アスファルトの路上を歩くと、自分の革靴のコツコツ音や鳩やカラスの声が聞こえます。車やバイクが後ろから近づいてくる音も聞こえるので、安心です。
地下鉄では、ゴーという音がするので、音楽が聞こえなくなります。
ちょっと困ったのが、ノートPCにペアリングして、大事なビデオ会議をしたときに、勝手に外音取り込みモードになっていて、私の発言がハウリングのようになっていて「よく聞こえないぞ」、と幹部から指摘されてしまったこと。そのときは外音取り込みモードのせいだと気づかず、慌てました。
ボタンの動作はちゃんと覚えておかないといけません。(スマホ以外にも接続するので、アプリを使わない場面がある)

完全ワイヤレスイヤホン全体の話ですが、充電池の寿命が気になります。
ケースにしまうと充電されるのは便利な一方、常に満充電になるので、充放電サイクルが早く、電池の劣化が早いのではないかと心配です。まあそんなに長期間使うデバイスではないのかもしれませんが・・・。
そのため、電池が十分減るまではケースに入れずに電源をOFFしています。

Shure掛けのため、なくしたりずれたりすることがなく、これはいいです。

とりあえず、今の時点では「特に悪くはないけど、24千円のわりにはめっちゃいい!というわけではない」、という印象です。
ワイヤーがなくなったのは快適なのですが、ネックワイヤー式のBT2でもいいかな、買い替えるまでもなかったかな、とは思います。