北海道旅行'11(6日目)
4時半に起きて、テントを片付けて5時半に出発。
知床五湖の入場は7時半から。おそらく私と同じ考えて、朝イチを狙っている人もいるだろうから、なるべく早めに到着しておきたい。
今日はとってもいい天気 斜里岳がきれい~
知床五湖の手前の、知床自然センターに到着した。このあたりで急に腹がイタタタ!やっぱり昨日すしを食べ過ぎた
知床自然センターならとーぜんトイレがあるだろうと思ってうろうろするが、ない!建物の内部にはあるのだろうが、早朝は閉鎖されている。
これはまいった。この旅行一番のピンチか!?
花も恥じらうオトシゴロなので、しかたなく麓の道の駅まで下ることにした。その道中のつらいこと!
道の駅で落ち着きを取り戻し、再度知床五湖へ。余計なタイムロスをしたため、40分前に到着し、前に7番目くらいだった。
はじめ入場門が閉まっており、車内で装備を整えて待つ。しばらくするとスタッフの方がやってきて門を開ける。
知床五湖散策は、高架木道、地上遊歩道がある。高架木道はいつでも無料、地上遊歩道はクマの活動時期により料金(レクチャー代)・ルートが異なる。今回レクチャー代は250円。
立ち入りはかなり厳しく制限されており、「10分おきに50名までの立入」とのこと。
7時半からレクチャーを受ける。今日一番のグループだ。
レクチャーは、知床の自然について概要、クマの危険性・遭遇時の対処法・持ち物の注意などのビデオを見る。
ビデオが終わると、いよいよ散策に出かける。
もちろんここに来たからには、一番長いコースを選ぶ。
遊歩道
朝イチの湖面は静か。透き通るような空気感。サイコーの気分だ。
山並みのシンメトリー
木のうろの内部。
切り株お化け
クマが出そうな雰囲気があるが、他にも同じグループの人がいるので、特に怖がらなくてもよかった。
ただ、写真をじっくり撮っているうち、私が最後となった(その方が写真撮影しやすいので)。
遊歩道が終わると、高架木道に出る。この高架木道は横に電流ながれている電線に守られており、安心して散歩ができる。
ゆっくり歩いたが、1時間20分ほどで一周して回ることができた。
朝の人が少ない時間は本当にお勧めだ。
さて、次は釧路方面に南下する。
途中、風蓮湖という湖がある。この湖は、ETのようにの指の間の隙間が海とつながっている。
指は砂嘴でできている。
ならば!の先端を見たくない?見たいでしょ!
幸い道路が通っており、車で行ける。はじめはアスファルト、途中からコンクリート。終いには砂浜の砂のダート道。
私の車は普通の2WD。今年のスキーの時、スリップして脱出できなくて、雪上車に引っ張ってもらった甘い思い出がある。しかも、今はひとり。周りに助けてくれる人もいない。こんな時にダートでスリップしたら・・・・。
恐怖を感じつつ、ダートを低速&定速で走行する。
よく確かめると、コンクリートの道に砂がかぶさっているだけだった。テヘ
これが先端。
流れが急だ。
先端まで行けて、余は満足じゃ。
通りすがりだったので、昔有名だったムツゴロウさんの牧場に行ってみる。
今となっては廃墟のようになって、人気がない。また、そこに至る道も荒れ果てており、ダートになっている。
次は、霧が多いので有名な、霧多布岬へ行ってみる。アイヌ語の「きりたっぷ」にこの漢字を当てた人は偉い! 絶妙の当て字だ。
急に切り立ったベッドのような岬だ。
岬の先端。
新垣結衣主演の「ハナミズキ」という映画のロケ地らしい。いいところだ。
近くにアゼチ岬というのもある。
今日は厚岸町の筑紫恋のキャンプ場に泊まる。
簡易コテージが格安で借りれるが、ひとりなのでテントでかまわない。テントは自由に張って良いと言われたが、テント用の砂場にはる。しかし、地盤が固くそれに砂をかぶっているだけなので、テントを止めるペグが刺さらない・・・。
近くの銭湯にいって、今日も半額のすしを買う。
早めに19時に就寝。
今日の走行距離:354km