昆明・麗江旅行'13 (6日目)
今日が最後の日。
一端昆明に戻り、それから上海へ戻る。
昆明での乗り継ぎ時間が1時間半しかないので、大丈夫か心配だ。
少し遅めに起きて、この宿の朝食に行く。
今日は人が多く、戦場のようになっている。
客をさばききれない状態で、自分で厨房まで行って、料理人に注文を伝え、できたら奪うように取っていかないと行けない。
やっと米の麺にありつくことができた。
別の宿泊客は時間がなく、注文したが出て行った。出て行き際に私に、私は行くからキャンセルしてと伝えて、と頼まれた。
荷物をまとめて、チェックアウトする。まだしばらく観光するので、荷物は預かってもらえた。
バスで旧市街中心部まで行く。バスの掲示を見ると、束河古鎮行きがあった。
地球の歩き方では、乗り合いタクシーでのアクセスが紹介されていたが、バスもあるじゃん。
ネットの地図では、束河古鎮の近くにバス停があるのに、なぜ乗り合いタクシーが紹介されているのかちょっと不思議だった。
バスに乗ると、他にも束河古鎮行きの観光客が大勢乗ってきた。話は分からないが、束河古鎮と言っているのだけは聞き取れた。
束河で降りる。GPSで場所を確認して、観光ポイントまで歩く。
20分くらい歩いた。う~ん、確かに乗り合いタクシーで直行した方がいい人もいるかも。
ネットの地図で見た、束河古鎮の近くのバス停は、今はもうないようだ。
束河古鎮の周辺は、開発が進み、別荘やマンションが建ち並ぼうとしている。
いずれ束河古鎮も観光地となりそうだ。
門がまえ。
ずんずん中へ入っていく。
もうすっかり観光地化してしまっていた。
人は多いが、麗江旧市街地ほどではない。ゆっくりと人々の生活を見ることができる。
水で洗い物をしている人がいる風景。
ところで、この3つの水槽、上から飲み水、野菜とか洗う、その他と分かれているようだ。
街の中に畑もある。
村の裏山にお寺が建っているので、行ってみた。
ふるーいサイドカー付きバイク。
ちょっと急な坂を登って。
それほど眺望は良くないが、村の屋根屋根を眺める。
お寺は小さいもので、観光客にとってはそれ自体はそれほど見所ではないが、村人の支えになっているものだ。
お寺から降りた付近は、観光地っぽくなく、普通の路地になっている。
NHKの街歩き風に動画を撮ってみた。
また、村の中心を散策する。兵士の銅像。っぽいが、通りかかると、いきなり銃口を向けて驚かす。
ここでは、すでに桜も咲いている。
結婚写真を撮影している新婦。ドレスの先が汚れたので、川で洗濯。川の水は透明で綺麗。
上海とは比べものにならない。
村のすべてを歩き切れていないが、フライトの時間もあるので帰ろう!上海へ! 遠いな・・・。
降りた束河のバス停まで歩いて移動する。やはりちょっと遠いな。反対に、今から訪れる人が私に後どれくらいか?聞いてきた。伝えると、がっかりしている。
市街地の渋滞で、ちょっと時間が押し気味。宿に戻って荷物を取って、リムジンバス発車場まで行く。
2時にリムジンバスは出発。
バスからの眺め。山の緑が絨毯みたいにモコモコなっている。
3時頃には到着し、4時半のフライトで昆明に行く。この麗江の出発フライトが遅れたら、昆明から上海行きに乗りそびれアウトだったので、緊張した。
昆明に着いてからも、乗り継ぎカウンターでチェックインしてようやく安堵。
安全検査はけっこう並んでいた。
心の中ではやや焦っていたが、結局40分くらい遅れがあり、焦ることもなかったな・・・。
上海についたら、9時半。
さっきまで束河古鎮にいた感じ。一日がほんとに長く感じた。
これで、今回の昆明・麗江旅行は終わり。
上海や他の都市とは違って、少数民族を見かけることも多く、何より自然が普通にきれい。
他の都市は、空気が汚く、灰色のイメージだが、ここはちゃんと彩色がある。
麗江は、観光地化されているが、なかなか雰囲気があってよかった。中国でも行きたい旅行先一番の実力地は伊達じゃなかった。
次はどこに行こうかな。