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PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

SHURE RMCE-TW2 (AONIC 215) 購入しました(ファーストインプレッション)

SHURE RMCE-TW2を購入しました。
完全ワイヤレスタイプのイヤホンの無線ユニットです。
SHUREのイヤホンのSE215は、耳に入れる部分が取り外せるようになっており、好きなケーブルに取り替えることができます。

もともとSE215を購入し、標準付属の有線から、RMCE-BT2(ネックワイヤ式のBluetoorh)へリケーブルしてきました。
BT2の音質には問題があったわけではなく、遮音性も考えるとほぼ満足しています。

ただ、2点気になり始めました。
 ①再生時間が10時間で、最近の機種に比べて充電の手間が気になるようになった。左右独立のワイヤレスなら、ケースが充電器を兼ねており、基本充電されている状態になる。
 ②ある程度絡まりにくいケーブルではあるが、SHUREのイヤホンはSHURE掛けという耳の外周に沿うようにケーブルを上にあげて垂らすため、ケーブルの曲がりがあり、絡みを少しほどきにくい。左右独立のワイヤレスならケーブルがないので絡まない。

左右独立タイプのワイヤレスが普及してきたので、利便性が高いかと思っての買い換えです。
実は、TW1が出たときに買おうかと思いましたが、使いづらい不具合がネットにいくつも上がっていたため、やめました。今回不具合が解消された第2世代が発売されたとのことで、購入に踏み切りました。

20年くらい前から、ヘッドホンを愛用してきました。
「音質はちょっぴりいいものを」、とのこだわりがあるものの、年を重ねるとそのこだわりが下がってきました。
室内用は、SENNHEISER HD-650 → SENNHEISER HD-580  → SENNHEISER HD-598 → SENNHEISER HD-450BTとSENNHEISER PC-8(在宅勤務用)

外出用は、上述のように、SE215 のイヤホンユニットは変えずに、リケーブルで、
SHURE SE215 有線 → RMCE-BT2 → RMCE-TW2(今回)


さて、今回のRMCE-TW2です。

箱を開けて、ケース兼充電器を取り出します。ベーグルぐらいあって、ちょっと大きいかなと思いました。通勤鞄の中で、存在感はあります。
SHURE掛けのためのケーブル部分があるので、イヤホン自体は少し場所をとる形だと思います。しかし、ケースの上下面が厚みのあるプラスチックです。下面は充電部分で充電池と制御ユニットが入るので、やむを得ませんが、上面はもう少し薄くできたのではないかと思いました。ファブリック素材でも良かったですが、非接触給電技術の関係で何か理由があるのでしょうか。(電波の遮断とか?) もしくは、内部の充電インジケータの光を外に出すための導光透明プラスチックを埋め込むためには、上面もプラじゃないといけなかったのかもしれません。
これからは、毎朝このベーグルが持ち物の一つになりました。

さっそく、イヤホンのユニットをBT2から外して、TW2へ交換します。
2秒長押しして電源をオンに。さらに長押ししてペアリングします。
そして音楽を鳴らします。あれ?右耳しか聞こえない。
どうも、もう片方も長押しして電源をオンにしないといけないようです。
一回で両方がオンになるといいのですが。
電源オフの時も、両方をオフにします。これはBT2に慣れていると、面倒です。


音は、すっかすかでした。低音やバックバンドの音はあまり聞こえず、イヤホンがちゃんと耳に入っていないような音でした。
ほんとに耳に入っていないのではと思って、いろいろ試しましたが、改善しません。
BT2に戻して、BT2で聞き直すと、全然違います。聞き取れる音、解像感、低音すべてがBT2の方が上です。
エイジングによるものなのかな。SHUREはエイジング不要と、見たのですが・・・。
肝心の音質は、また後日感想を考えます。

30分くらい聞いてみましたが、使い始めでケーブルが固いのか、耳が痛くなりました。
耳の外周付近のケーブルは、BT2の場合、形状記憶のケーブルで、自分で調節します。
TW2は、自分で広げることは可能そうですが、あらかじめ形状が定められています。それがちょっと狭くて、今の段階では耳が痛くなりました。後日開いてきたら、痛くなくなるかもしれません。

スマホのアプリと連動して、ファームウェアのアップデートや、ボタン設定、イコライザーの設定ができます。ファームウェアのアップデートができるのがうれしいですね。
早速アップデートしようとしましたが、音楽を聴きながらやってしまったため、挙動がおかしくなり、インストールが5%で止まって、動かなくなりました。


ファームウェアなので、最悪文鎮化(内部のソフトが壊れて使えなくなる状態)する!やばい!と思いましたが、らちがあかないので、アプリもデバイスも電源をオフにして再起動しました。
再起動後は問題なくうまくいきました。ファームが更新したことによる変化は感じませんでした。

とりあえず、ファーストインプレッションはこんな感じです。
音質は、エイジングしてみないと何とも分かりません。
しかし、14000円のBT2から、24000円のTW2へ変更したので、期待大です!