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41歳からの中小企業診断士の学習 10 二次試験 口述試験の学習方法

1月12日の筆記試験合格発表された後、1月22日の口述試験の日まで対策をしました。

筆記試験は10月30日でしたから、もう2.5ヶ月は中小企業診断士の試験に触れておらず、記憶を呼び起こすところからはじめました。

10日で20時間学習しました。やり始めるとハマり、やっぱり中小企業診断士の勉強って、おもしろいんだなと再確認しました。FPや他の学習は、30分続けるのも大変です。
口述試験は、99%は合格すると分かっていても、1%手を抜いて不合格なのは馬鹿らしいし、できるだけ得点は取っておきたいと思いました。(口述試験の得点は非開示、得点がついているのか不明・・)


まずはネットを回って、口述試験ってどういうことを聞かれるのかを把握しました。
筆記試験の事例を元に、助言や事例に関連する1次試験でも出る知識問題のようです。
助言のタイプは、やはり筆記試験問題で問われたところや、その周辺、別の角度などのようでした。

そのため、学習の内容は、筆記試験問題の振返りや、各団体が公表している筆記試験の模範解答や、口述試験の想定問答を確認しました。


各団体が公表している筆記試験の模範解答は、LEC, TAC, 大原、他Youtubeが、無料の範囲で入手可能だったので、確認をしました。これら模範解答は正答とは限らないので、自分の答案にない視点が含まれていないかを見ました。

各団体の口述セミナーまでは参加しませんでした。
ちなみに口述セミナーというのがあることは、早い段階から気づきましたので、各団体の募集を眺めていましたが、すぐに満席になっていました。参加する人は、即申込する必要があります。

自分で与件文を見て思いつく想定問答を作りました。
様式は適当に、エクセルで質疑と応答を書き殴る感じです。
想定される内容は、
 ・筆記試験問題 (か似た問題)
 ・与件文の中で、1次試験に出た単語や見慣れない単語の意味
 ・事例企業の強み/弱み、SWOT、3C分析
 ・事例に絡めて、今政府が力をいれていること(事業承継など)
 ・事例企業の弱みや課題と、その対策
 ・事業展開をどうしたいか。最後の段落で、「中小企業診断士に相談した目的」に関連?

各団体の想定問答は、TACが非常にいいものをPDFと動画で無料公開しており、加えてYoutubeを探すと事例1だけが無料公開されているようでした。
有料の想定問答を出している団体もありましたが、買ってまでは不要かと思い、購入は見送りました。
これらで得た想定問答も盛り込んで、想定問答をブラッシュアップさせました。

次に、声に出して、面接官と回答者役を一人二役でどちらもしゃべります。
すると、頭の中で考えるよりも、口がなめらかに動かず、うまく説明できません。うまく説明できるまで、5回ほど繰り返しました。
初めこそ解答も見ましたが、後はできるだけ質問だけ見て、解答は自分の言葉とすることにしました。応答し終わって、想定問答集に目を落として、抜けている視点を確認します。
口下手なので、この練習でも現場でもきれいな応答はできません。たどたどしくても良いので、内容は論理的に伝えたいと考えて、
 質問を短く復唱 → 結論 → 背景やそう思った理由 → 対策 → まとめ・再結論
を意識しました。最初の結論は、「~個あります」と断定せずに、「一つは・・・もう一つは・・・もう一つは・・・」、と言うことにしました。

2分しゃべらされるので間が持たないことと、いろんな意味にとってもらうために、先に結論を断定せずに、前口上で時間を稼ぐ方法もあるようです。しかし、このやり方は自分が聞く立場だととても不快に感じるので、避けるよう意識しました。

回答内容自体がイマイチなところもあったので、本番でうまくこの流れで話せたかは微妙ですが、まあ練習で意識したことです。

このように、口述試験対策を進めました。