スーパーカブ110は、1速では十分なトルクを持っているものの、速度が不足し、2速にすぐに切り替えます。さらに、4速で60km/hを超えると振動と騒音が気になるようになります。振動の低減とより実用的な最高速度を向上させるため、ドライブスプロケットを14Tから15Tに変更しようと思い立ちました。
スプロケット交換に必要なアイテム
以下のアイテムを用意しました。
キタコドライブスプロケット(15T/428サイズ):1492円
キタコ ワイドチェーンガイドプレート:1257円
作業手順
- チェーンカバーの取り外し
センタースタンドを使用し、まずチェーンカバーのケースを外します。
ケースは上半分と下半分でかみ合っているため、注意深く取り外します。 - スプロケットカバーを外す
- チェーンの張り具合をゆるめる
左右両方のアクスルボルトを緩めます。
次は、チェーンアジャスターを限界まで緩めます。これも左右両方。
タイヤを蹴って前に押し出します。一番前にでたはず。 - チェーンの取り外し
チェーンがまだ十分に緩くなかったので、チェーンを取り外すことになりました。
事前に学習したいくつかのネット情報では、チェーンを外しているのはみたことがなかったので、チェーン外しまではいらないと思っていたのに、面倒です・・・。
ペンチでチェーンクリップを外して、ピンを抜いてチェーンを外します。 - スプロケット交換
スプロケットボルトを取り外し、古いスプロケットを外し、新しいスプロケットを取り付けます。
新しいスプロケットを取り付ける際に、凹面を車体側に向けることに注意です。 - プレートの取り付け
プレートを車体側に押し切ると、ボルト穴の位置がスプロケットと合わなくなります。シャフト上にある溝の部分でプレートをとめ、プレートをボルト穴に合う適切な位置に回転させ、ボルトを締めます。 - チェーンの調整
新しいスプロケットに合わせてチェーンを調整します。
しかし、ここで問題発生!
チェーン1コマ分足りないです。15Tにしたことで、一つ長いチェーンが必要になったようです。500kmほどしか走行していないので、チェーンののびがほとんどないのがアダになりました。新しいチェーンも買わないといけないのか・・。
家の人から頼まれごともあったので、やむなく今日はここまで。早急に元に戻します。
まとめ
今回の作業は手際が悪く、約2時間かかりました。腰の痛みに耐えた冒険でした。
次回はもっと効率的に作業を進め、交換作業を完了させることを目指します!