次の日。
5:00 起床。
6:30 ホテル出発。
ここから先は、また似たような写真なので飛ばして、と。
それにしても今日も快晴で、サイクリング日和。でも、風景はきれいなんだけど、昨日も見たのでちょっと食傷気味。人がいないことをいいことに、カラオケタ~イム。気持ちよく歌っていると、曲がり角からいきなり対向自転車がやってきて、おっとっと。ちょっとハズカシ。
9:09 多々羅大橋。
昨日はしんどかったのでスルーしたけど、多々羅大橋を渡っているときに橋脚をよく見れば「多々羅の泣き龍。ここで手を叩いてみてください」という看板が。言われたとおり手を叩いてみると、反響して、エコーがかかる。普通は音が発散して響くことはない。しかしここでは、向こう側の橋脚とこちらの橋脚の間で音が反復するのでエコーがかかる。例えるなら、鏡を対面に置いたら、鏡の世界が無限に見える、という現象の音バージョン。もちろん音は空気で減衰するので、無限ではないが。
おもしろいので、拍手だけじゃなく、歌ってみた。オレってエエ声じゃね?
この後もえっちらおっちら写真を撮りながら自転車を漕ぐ。昨日しっかり寝たので昨日より体力は残っている。それほど多くの休憩を取ることもなく、12:50くらいに尾道に到着。
12:59 尾道駅から千光寺の駐車場へ戻る途中の商店? なんかすごいことに。ディスプレイ?
13:30最後の難関、千光寺の駐車場へ登る坂をクリアして、駐車場に到着! ふ~~~。
結局今治のホテルから、駐車場まで89km 7時間だった。がんばったなー。
しまなみ海道のHPによれば、「本気ライダーは約3時間、早い人で4~5時間、体力に自信のある人で5~6時間、初心者やゆっくり走って10時間程度必要です。距離にすると約70kmあります。」
これは、サンライズ糸山~尾道駅までだから、私の場合この区間は6時間。体力に自信のある人レベルか。本気ライダー3時間ってほんとかよ!?
こんな感じでしまなみ海道を走破してきました。
走ってみて
・気持ちいい!気分爽快!
・長い!体力がいる。道中飽きないように自分自身を鼓舞する必要あり。
・ママチャリやシティサイクルではギアが足りなくてしんどいと思う。
・手袋は手のひら部分が薄くなったバイク用がよいと思う。普通の毛糸の手袋を使ったのだが、分厚いため握るのが太くて、手が疲れた。しかも手袋の中で手が滑る。
・前カゴに荷物を入れるよりも、リュックを背負った方が楽だった。(前カゴを使用するときはバイク用ネットがあれば段差で荷物が跳ねないので便利)
・各橋の料金所でいちいち50円、100円の小銭を用意するのが面倒なので、サイクリングチケットが買った方がよい。
・生口島の平山郁夫美術館の付近で、道に迷いそうになる。曲がるところで表示がない?
・宮窪石文化運動公園付近と、来島海峡大橋の大島側付近の登りがキツイ。