ついに出発の日が来た
今これを空港近くのホテルで書いているところ。
ちょっとこれまでを思い出してみる。
元々海外赴任を希望していたが、ようやく1年半前に海外研修のチャンスを得た。
行き先は中国・上海。
ここにした理由は、
1.若手もどんどん英語のできる者が増えてきた。今後は英語はできて当然!になるだろう。
そうなれば次は、英語の他に何ができるかだ。やはり、下の2.の理由で、中国語と決めた。
2.やはり、個人の思いはどうあれ、中国は11年のGDP成長率が9.2%で世界第2位の経済大国となった大きな可能性に満ちている国だ。
私の仕事はどうしても中国なしに考えられない状況となっている。
3.幼少の頃より三国志・西遊記・水滸伝・封神演義・史記・マルコポーロ伝記を初めとして、結構中国の歴史が好きで、抵抗がそんなになかった。今でも中国の王朝は夏・殷・周から中華人民共和国までだいたい言える。
裏では紆余曲折があったようだが、仕事の上司・関係者の方にとてもお世話になり、希望通り中国への派遣となった。
1年半前に派遣が決まった後は、中国語教室に週2回程度通い、7ヶ月後中国語検定4級、その4ヶ月後3級を取得した。
6月からは赴任前研修が始まり、これまでの業務からフェードアウトし、代わりに赴任前研修出張がほとんどをしめた。
ほんとうに研修が手厚く、すばらしいと感じた。
そして、あっという間に過ぎ去る日々。
・1週間朝から夕方まで施設にこもってすし詰めの語学
・全国の支店巡り
・旧来の友人が壮行会を開いてくれた
・初めての萌え萌えきゅん
・VISAも取得した。
・荷物の準備も完了し、空港宅配便で送った。
・大上司・今の上司・前の上司・同僚に壮行会を開いてもらった。
・仕事場のみんなから寄せ書きをもらった。思いもしなかったサプライズで、後で目から生理食塩水が出た。
いったらどうするか?
もちろん格好良くいうのなら、
・仕事のスキルアップ
・語学力向上
・異文化交流や歴史、文化の理解習得
となるのだろうが、もうちょっと柔らかく
・外国人の友達を作りたい
・旅行に行きたい。
- 成都、西安、北京、桂林、殷墟、ウルムチ、敦煌、黄山、泰山、万里の長城の端っこなどなど枚挙にいとまがない。
・新しい趣味を増やしたい。
・これまでの趣味が中国でできるか、できるとすれば中国事情はどうかみてみたい。
うーむ、遊びばっかりだな。まあ、それはそれで勉強だ
明日からの日々をどう過ごすことができるか、それは私次第だ。