上海へ到着一日目
ついに赴任日当日。
朝7時にホテルを出た。ホテルが空港までの送迎サービスをやっていて、楽々。
事前にANAのスカイポーターで、空港まで荷物を送っていたので引き取る。
1. 4-5泊用のスーツケース : 約13kg
2. 80リットルの登山用バックパック : 約18kg
3. ビジネスカバン : 約8kg
4. ゴルフバッグ : 約13kg
合計 51kg なり
空港の中は台車があるのでまだいい。その他の移動の時不安になった。
とっととチェックインして、荷物を預ける。それでも楽器やカメラ、パソコンは手持ちなので重い~。
手荷物預けは、2個まで無料。なので、今回は1個の超過だ。
チェックインカウンターのすぐ横の航空券・手荷物料金支払いカウンターで、超過料金を支払う。
100ドル=7800円。そんなに高くなくて安心した。
出国のパスポート拝見も特に何も質問や指摘なく。
夏休み最終日ということで、平常の混雑具合だ。いや、むしろこんな時期に休暇を取る人がいない分少なめかもしれない。周りはビジネスマンか、中国人が多い様子。
機内食は、そばと千切り大根のようなものと、果物の軽食だ。そそくさと食べて寝る。
上海は心の距離よりも、実際の物理的な距離は近い。あっという間に到着する。
上海の地を踏みしめたのだが、日本とあまり変わらない空港ターミナルの風景に感慨はあまりなかった。
入国パスポート検査では、何か言われるかなと思い身構えたが、パスポートに張っているビザを指して、
「このビザを使って入国するのか?」、という質問があったくらいで、他は何もなし。拍子抜けした。
預けた荷物もピックアップする。あまりに多い荷物に対して、税関申告のところで、何か言われるかと思ったが、完全スルー。
すぐにタクシー乗り場まで向かう。空港内のエレベーターを利用したが、カートが3台くらいまでしか入れないので、順番待ち。
タクシー乗り場はすいており、早速乗り込む。
「我要去中山公园附近」 中山公園付近に行きたい。
と言った後、地図を見せたら、ここは中山公園から遠いがいいのか?と聞いてきた。
あらら、遠いのか。距離感分からん。
運転手は私の行きたい場所を知っている様子。最短ルートで行ってもらった。
しかし、私の指示が間違っていた
会社に行きたかったのに、前回来たときのホテルを指示してしまっていたのだ。
まあ、近いので修正容易。
おおー、ここで1年間仕事をすることになる会社に挨拶しながら入る。
今回研修で一緒に派遣される二人もじきに到着。
その後は昼食を食べたり、説明を受けたり。
銀行へ行き、お金の両替もした。
前回の訪問時に中国銀行に口座を作っており、そこにドル送金していた。そのお金を両替する。
ついでに、ネットバンクも開通する。
次は、大学の寮の手続きをするために大学に行く。
宿泊は会社の指示により、留学生寮だが、ホテルのような感じ。
寮に到着!
荷物が多すぎて、へこたれそうな図
入寮手続きをする。手続きの事務の方から中国語で説明を受けながら、賃貸契約書にサインしたり。
その後、フロントで半年分の寮の費用約2万元と、敷金1000元を払う。
寮の費用は、銀聯カードが使用可能、敷金は現金のみ。カードが使えないとのことで、危うく金がなくなるところだった。
宿泊ルームは、日本基準で見れば、汚いし、ぼろいし、3000~4000円くらいのビジネスホテルの程度かと思う。
一人部屋ではあるが、なぜかベッドが二つある。10日に一度ゴミ捨て程度の掃除があるそうだが、すぐに汚くなりそうだ。
部屋について、日本の各所に到着連絡を入れる。
身の回りの整理もそこそこに、早速夕食へ。
寮の近くから。今日は満月だったのか。
タクシーで行こうとしたのだが、タクシーが捕まらない。
30分くらい歩いてちょっと屋台があるところへ出た。
屋台はジモティーがたくさんいて、活気がある。ただ衛生面は??
一発でお腹をやられそうだ。
屋台は通るだけにして、少し散策し、結局ちょっとはきれいな中華料理へ。
最初の晩餐。
中華料理と言えばやっぱ麻婆豆腐でしょ。それほど辛くない。おいしい方。
スパゲッティのような焼きそば。まあまあおいしい方。
焼き豚。これは普通にうまい。日本でも受けそうだ。
定番の小籠包。これもまあおいしい方。
そして、チンタオビール
ちょっと無難な物を頼みすぎたかな。
この後は、また30分ほど歩いて寮に帰る。
寮で荷物の整理をしようと思ったが、疲れて寝てしまった。
さてさて、この1年どうなるか。こうご期待