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PHOTON:写真と音楽と旅行が好きな理屈屋の日記

北京へ出張

10日間更新が空いてしまった。この間、毎週イベントが盛りだくさん!

金曜午後から北京へ出張した。とある展示会を見学するためだ。

上海赴任前から目をつけていた展示会で、プランを練っていたものだ。

本当は本格的に力を入れたかったのだが、上司と相談すると、今は語学に集中せよとのこと、見学にとどめることになった。

しかし、念のためと今後のために、本格的にやりたかったことの準備はしておいた。

上海生活も2ヶ月を過ぎ、中国になれていたこと、語学も日常会話くらい何とかなる自信があったので、単独の出張だったが心配はしていなかった。

2泊3日で金曜午後発、日曜夜着の日程だ。

航空券とホテルはインターネットで予約した。

中国国際航空で行ったのだが、このサイト、なぜか私のPCと相性が悪い。うまく作動しないのだ。途中で止まったり、unavailable とか表示が出て、予約が完了しない。

夕方5時に虹橋空港を出発のところ、20分くらい遅れて出発。

2時間半のフライトであるが、機内食は出た。

北京に到着して、地下鉄に乗る。

上海とほとんど同じ乗り方で問題なし。

地下鉄は25元で市街地の東直門まで行ける。

東直門の窓口で北京の交通カードを購入した。保証金20元と、チャージ80元しておいた。

たぶん今回の旅行では使い切れないが、また来るでしょう。

ホテルは東直門の近くのオリエンタルホテル。

中国にしてはけっこう高いホテルで、豪華である。

ただ、夜部屋でくつろいでいると、急にベルが鳴った。

何かと思ったら、清掃サービスだって。さっき入室したばかりなのに、何なんだろう。

夕食は機内食を食べたのでお腹いっぱい。今日は寝る。

次の日、展示会の日だ。

ホテル近くの銀座モールというショッピングセンターの地下で、中国のファーストフードを朝食とする。

小籠包が三個とすかすかの揚げパン、豆乳がついて14元。とても足りない。

普通の出張ではタクシーを使うところだが、やはりローカル同様にバスを試したい。

ネットでバス乗り場を検索したが、細かい場所が分からずちょっとうろうろする。

ようやく展示会会場に行くバスの番号を特定し、乗り場を見つけた。

東直門の目の前のこのバス停は、並ぶところの地面にバスの番号があって並びやすかった。

バスの中はローカルの人ばかりで、スーツを着ているのは私だけだ。

バスから外の風景を見ると、高層ビルはあるが、古い町並みもあって、上海とは違うなーと感じた。

上海は新しい高層ビルばかりだ。また、人の服装も上海の方がおしゃれな人が多い気がする。

展示会場に到着した。会場をくまなく歩き回り、興味のある会社にいろいろ話しを聞いて回る。

練習がてら中国語をできるだけ使うようにした。分からない単語や難しい話しは英語で。

こういう国際展示会に来ている会社の人はだいたい英語ができる人がいるので助かる。

それでも、やはり意味の分からないところはある。

一番感じたのは、英語力の低下。中国語を勉強するに反比例しているのだ。

日本に帰ったら英語を学ぼうかと思う。

私の中では、やはり、英語が第二言語、中国は第三言語の位置づけだ。

どうしても英語が汎用性が高い。

会場内に吉野家や真功夫などのファーストフードが出店しているので、真功夫の定食を昼食に食べることにした。

ベンチで食べていたら、掃除のおばさんに何か言われた。振り向いた拍子にご飯を地面に落としてしまった。

おばさんは、ごめん、と言って即座にどこかに行ってしまった。このやろ~。まだほとんど手をつけていなかったのだが、昼食の大部分を食べ逃してしまった。

展示会では相当な量の会社のパンフレットをもらう。カバンがかなり重くなって歩くのがきつい。スーツケースでこればよかった。

しかたなく、休みながら1000社近い会社を全部一通り見た。終わった頃には疲れ切ってしまった。

またバスで東直門まで戻り、ホテルへ。

ホテルでちょっと一休みした後、手短に銀座モールで夕食にすることにする。

無性にラーメンが食べたくなり、味千ラーメンに行ったのだが、人が多いので時間がかかりそう。隣の吉野家に行った。

吉野家で頼んだ定食が外れで、量が少ない。

う~む。今日は食事に恵まれない。

銀座モールの道路を挟んだ対面にラッフルズの百貨店があるので行ってみた。こちらは欧米系の客が多い。地下のスーパーをのぞいてみると、大部分は欧米人の好きそうな輸入食品であるが、一部北京土産もあり、バラマキ用にいいなと思った。

今日は一日すごく歩いた。足や肩が痛いので、マッサージでも行くかと思い、ホテルの隣の華夏良子へ入ってみた。

価格表を見せてもらうと、めちゃ高い。足裏マッサージが298元、全身が598元。

出してもせいぜい200元かと思っていたので、何もせず帰った。

ホテルのネットで調べると、華夏良子は高級マッサージで、それくらいするみたいだそうだ。

ネットで見た後は、なんだかそれも試したくなるから不思議だ。でも一旦帰ったので、またすぐ戻るのは恥ずかしいのでやめた。

3日目。今日は夕方のフライトで帰る。それほど時間があるわけではないが、午前中に天安門だけ行ってみる。

チェックアウトのため荷物をまとめていて気づいた。

会社のパンフレット類が超重い。

元々、観光はするつもりがなかったので、荷物を最小化して、一つのカバンにまとめ、スーツケースは持ってこなかった。

他にカバンもないし、一式まとめて持ち歩くことになってしまった。

とても重い状態で、天安門へ向かう。まずは、その前にある前門へいった。

すでに人は多い。

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この門を抜けると・・・

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一等観光地のような感じである。

北京ダックで有名な全聚徳がある。

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ここで、箸の専門店があった。

安いものは60元くらい、高いものは300元以上だった気がする。

欧米留学生へのおみやげに箸を買って帰った。

店員に相談を乗ってもらって、いろいろ見せてもらいながら選んだ。

この通りから横に伸びる通りがおもしろい。大通りは写真のように観光観光したところだが、一旦横にそれると、突然昔の汚い通りになる。しかもすぐ近くに天安門だ。

前門から天安門へ向かって歩いていく。

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全人代の開催前で、警察が至るところにすごい数いる。

テレビで見る風景だ。

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普通の日曜なのに、さすが北京一の観光名所。人が多い。

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天安門から中に入り、故宮の方へ歩いていく。

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天安門からはいると、公安の数が激減する。それに伴って中国の国旗、飴、地図売りやツアーのチラシ配りが出現する。

私の前を歩いていた中国人の少年が、チラシ配りのチラシを取るように、中国の国旗を渡そうとしていた男から国旗を取った。

少年は、たぶん有料と知らなかったのだろう、そのまま国旗を持って歩みを続けようとした。しかし、国旗売りの男がすかさず肩をつかみ、金をよこせと少年に迫る。

少年は、金が要るなら要らない、と旗を突き返そうとするが、国旗売りは一旦受け取っただろ、と言っているようだ。

人が多く、立ち止まれなかったのでその後どうなったのか見ていないが、たぶん買う羽目になったんじゃないかと思う。1元なので、騒ぎになるほうが面倒だ。

その後、故宮の手前まで行ったが、時間がなかったので、中は見られなかった。

荷物が重い。

この後、別のおみやげを買おうといろいろな百貨店を回る。

なかなか日本人にあうおみやげがない。食べ物系はおいしいのがないし、民芸品なども品質もセンスが悪く、いいのがないのだ。

結局、昨日ラッフルズで見つけたバラマキ用のお菓子の詰め合わせを買った他は、買わずに帰ってしまった。

空港に向かう。東直門から空港まで、地下鉄で移動した。

ターミナル1,2駅と、ターミナル3駅があるのだが、自分の航空会社のターミナルを忘れてしまった。

ターミナル3だったのだが、ターミナル1,2で降りてしまい、無料の空港バスでターミナル3へ行き直した。

18時に出発するところ、18時半に実際に出発することになった。

今回は荷物が重いのに、スーツケースではなかったことが失敗・・・。

2泊3日程度のスーツケースが欲しいなあ。