今日のブツは、YAMAHA YFL-281S
いちおうすでに一本持っているのだが、なかなか高いモノだし、何より思い出が詰まっているので、邪険に扱うことはできず、吹く前は口の周りを洗ったり歯磨きをして、きれいに使っている。
しかしもっと気軽に吹きたい!山のてっぺんや河原でたそがれながら吹きたい!とつねづね思っていた。
今のがインラインのリングキーなので、指の慣れからやはり同じくインラインのリングキーがいい。
(インライン:キーが一直線上に配置されている。オフセットというのがあって、それは真ん中当たりのキー2つが少し外側に配置されている。
リングキー:キーのふたに穴があいていて指の腹で押さえて閉じる。)
でもこのスペックは多くは中級以上に採用されているから、値段が高い。かといって最近よく見かける中国メーカ品はイヤだった。
安いのでないかな~と思っていたら、見つけた
材質は洋銀。安くてもYAMAHAなので信用できるはず
まず持ってみた第一印象は、軽い! はかりで量ると、すでに持っている総銀製のが430g、本品は390g。
見た目はきれい。きれいにしてもらっていた。ただ少し点状のメッキの浮きがあるが、これは気にならない。問題なし。
吹いた感じは息の吹き込みを許容しない。息が余る、あふれる感じ。
音色は明るいが薄い。深みがないというか。
ただし高音のEは出しやすいと思う。実は既に持っているものは買った当初から出しにくかった。自分のウデと慣れの問題かなと思ったが、何年もたった今でもまだ出しにくい。Eだけ他の音と音色が違う・・・。
歌口の感じがちょっと違うので、当然まだ慣れてない。今後慣れたときどうかな。
でも概して今のものと大きな違和感なく吹くことができる。やはりリングキーにしておいて良かった。指にびりびりくる空気の振動が快感~
並べてみた。
歌口。既に持っていた総銀製は酸化して中が黒く見える。洋銀は白い。